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成功する読書日記

成功する読書日記

成功する読書日記

作家
鹿島茂
出版社
文藝春秋
発売日
2002-10-01
ISBN
9784163590103
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成功する読書日記 / 感想・レビュー

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kochi

さて、「心に触れる箇所」の引用から始めて、引用だけからなるレジメをモノにし、そして、「物語や思想を自分の言葉で言い換えて要約してみる」コント・ランデュに挑戦!しかし、「実践編」ほどのモノはなかなかに難しい

2011/03/26

ヴェルナーの日記

題名『成功する読書日記』ということなので、いかにすれば、読書日記がうまく記することができるかが書いてあるものと思っていた。しかし本書の内容は、ほとんどが著者のエッセーになっている(読書日記のつけ方に割いてあるページは数十ページ程度)。いささか期待はずれだったが、エッセーの内容が面白い。エロから哲学まで、著者が読んだ様々な本にまつわる書評が散りばめてあって、時間の過ぎるのを忘れて読み込んでしまった一書である。

2011/12/22

Ted

'02年10月刊。○読書日記をつけるというよりは「続けるコツ」を伝授してくれる本。自分が予備知識なしで試行錯誤のすえ最終的に行き着いたスタイルと著者が開示するノウハウが図らずも一致していたので新たな知見はなかったが、その正しさを再確認できた点はよかった。それプラス'98年頃~'01年頃までの書評を掲載。

2016/01/24

viola

私の場合は、今は読書メーター、鑑賞メーター、そしてブログを活用していますが、ノートでの読書日記ってなかなか続かないんですよねぇ・・・・。著者は5,6冊を並行して読み、読む場所によって本を変えるのだとか。私も通学用は難しめの古典(文庫)に、とかはしていますけれど、そこまでしてないなー。 半分くらい著者の読書日記なのが残念。こういう風に書くのかーと参考にはなるかもしれないけれど、幾らなんでも多すぎて。

2010/12/12

ユウキ

著者は言わずと知れたフランス文学者。本書のメインは週刊文春に連載していた書評の選り抜き集、、、なのだけど、それだけだとアレなので読書日記のやり方もつけましたといった具合。それでその付け足し部分がなぜかタイトルになってる。変なの。書評部分(98.9〜01.12)は古びていない。挙げている本は歴史、フランス、戦争、文学、エロ・・・何でもありだけど著者の論点は明快で読ませる。「利用主義」というワードははじめて知った。日本の戦後左翼の通奏低音と評しているけど、源流は戦前の日本の軍部かな、と妄想が進んでしまった。

2018/03/24

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