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はじめての文学 村上春樹

はじめての文学 村上春樹

はじめての文学 村上春樹

作家
村上春樹
出版社
文藝春秋
発売日
2006-12-06
ISBN
9784163598109
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はじめての文学 村上春樹 / 感想・レビュー

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がらくたどん

自慢じゃないが村上春樹を読んだことがない!図書館の仕事してたのにだ。ホッておいてもファンは多いので試読の必要がなかったのもあるけど。で、退職したのでYAの自選シリーズで「はじめてのハルキ」YA向けの短編を集めて、それ用に改稿までしての編集なので村上さんの踏み込みやすい一側面なのだろう。凄いな、とてもリアルな具体的描写とメタファーの連射がリズミカルに同居している。矛盾も飛躍もぼやかしもないのに解釈は読み手の数だけ存在できる。しかもその時々・年齢の知識や感覚で解釈は動いて行ける。歴の長いファンがいるわけだ♪

2023/05/10

げんちゃん

村上春樹さん2作目。残念ながらこの本は図書室に行く機会が減って難しいので読めなくなってしまいました。途中まで読んでみての感想は(最初の章のまだあいまいに話が進んでいないところです)登場人物が何かに対して一生懸命に物事に取り組んでいると思う?また余裕がある時に読めればいいなと思います。

2019/07/20

あじ

児童書の村上春樹です。大人でも手こずり持て余すのに、子供が読めるのかと訝る方もあるでしょう。氏の特長であるレトリックやメタファーといった効果は、意図的ではないにしろ随分軽減されており滑らかである。選出は氏が自ら行い、手を加えたかった所と合わせ細部をいじったそうだ。全体的に子供の興味をひく、ミステリアスな短編が多い。往年ファンには馴染み深いだろう、羊男やかえるくんも登場し子供らを文学へ導くのに一役買っている。村上春樹アレルギーを持つ方の特効薬になるかは、今だ解明に至っていない。被験者求む。

2014/12/22

たつや

騎士団長の予習のつもりで、図書館で目にとまっったので、借りました。コンセプトとしては、多くの作家が、それぞれに、若い読者に向けた短編を自選し、一冊の本にまとめ、それを全12巻で発売という面白いもの。村上春樹はその第一巻、ほぼ既読の短編でしたが、選んだ経緯や、各作品への解説など、この本ならではの、村上春樹の書き下ろしの文章が面白いと思えた。

2017/03/07

keroppi

「かえるくん、東京を救う」を読んでみたくて借りたのだが、この本、中高生向けに編まれた本らしい。中高生だけに読ませるのはもったいない。久々に、村上さんの短編集を読んでイメージの飛躍を楽しんだ。やはり、「かえるくん」の世界観は好き。

2018/03/10

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