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菊池寛短篇と戯曲

菊池寛短篇と戯曲

菊池寛短篇と戯曲

作家
菊池寛
出版社
文藝春秋
発売日
1988-03-01
ISBN
9784163626802
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菊池寛短篇と戯曲 / 感想・レビュー

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ヨーイチ

青空文庫にて。読んだのは17編。戯曲以外の菊池寛は殆ど初読。戯曲、歴史物、現代物とバラエティに富んでいる。まぁ読み易いこと。サクサク進む。理性的な心理描写によってグイグイ進んで行くって感じで情緒的な部分が少ない感じ。一番有名なのは「藤十郎の恋」「父帰る」「恩讐の彼方に」(戯曲では「仇打以上」)あたりか。「無名作家の日記」では将来小説家たらんとする青年の懊悩が赤裸々に描写されている。己の才能への懐疑とか嫉妬は今も変わらないのであろうが、当時の同人誌の存在の大きさが伺える。続く

2017/10/30

なか

「忠直卿行状記」太宰の「水仙」が面白かったので読んだので、最後が結構おだやかだったのにほっとした…(太宰は何を読んだんだろう。説話とかがベースになってそうなので分かんないけど、太宰は太宰感性に訳してる気がする。)。

2017/03/27

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