臍曲がり新左
臍曲がり新左 / 感想・レビュー
Tanaka9999
1981年第1刷、文藝春秋の単行本。11編。すべて文庫本収録されている。すべて下級武士や浪人が武士の倫理の中でどう生きるか、である。『木綿触れ』クスリと笑える話もある中非常に悲しい話である、『竹光始末』以前も書いたが竹光と知ったとたんに襲ってくるところが人間的。おそらくそれまでは本気で逃げようとしてただけに。『小川の辺』この従者、おそろしい、以心伝心的に(それまでそんな話をすることはできないはず)相手の女性にも通じてしまうところも。
2024/07/13
kdreamf
平明で面白い
2012/04/30
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