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隠し剣(全)/たそがれ清兵衛 藤沢周平全集 第十六巻

隠し剣(全)/たそがれ清兵衛 藤沢周平全集 第十六巻

隠し剣(全)/たそがれ清兵衛 藤沢周平全集 第十六巻

作家
藤沢周平
出版社
文藝春秋
発売日
1992-07-08
ISBN
9784163643601
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隠し剣(全)/たそがれ清兵衛 藤沢周平全集 第十六巻 / 感想・レビュー

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モトラッド

★★★★★ 全集第十六巻には、なっなんと『隠し剣孤影抄』『隠し剣秋風抄』『たそがれ清兵衛』剣客小説の金字塔たるこの三冊の短編が、ギッシリ収められています♪!もう頬ずりしたくなるくらい好き!なかには三読目のものもあったりしますが、全集で読むと重みが違いますね。通勤に持って行けるはずもなく、専ら自宅で読む訳ですが、やはり集中度にも差があるようで、一字一句、噛みしめるような読書となりました。中古で安く入手していますが、さて、全部揃うかしらん。あっ、もちろん、あまねくお薦めします。

2019/10/22

星落秋風五丈原

『隠し剣孤影抄』「隠し剣」シリーズは冒頭に登場した瓜生新兵衛(「臆病剣松風」)をはじめとして、普段目立たない人、いや、むしろ軽んじられている人達が、いざという時豹変し、絶対不利に思われた戦いを、秘剣を振るって制す面白さが当時人気だった。人の命を奪った刀は血の匂いをまといつかせ、己が人の命を奪った事を、長く忘れさせる事はない。無敵の秘剣を持つ者は、並々ならぬ孤独と苦しみ、そして逃れ得ぬ宿命と、常に戦って生きている。剣客を羨み、そうなりたいと想像する読者達の平穏な日常こそ、実は彼等が渇望してやまぬものである。

2016/09/11

ひお

鳥刺しの原作見たくて読了。この短編を映画にしようとしたらあの間延びしたのになるなぁと原作の短いながらも濃密な人間描写に感嘆した。

2010/08/01

読書家さん#Alice_btm11

隠し剣シリーズは、一話一話は面白いのだが、 まとめて一気読みしない方が楽しめる。 たそがれ清兵衛は、初めて読んだ気持ちで楽しく読めた。

2024/01/04

kumonoyukue

「隠し剣孤影抄」,「隠し剣秋風抄」,「たそがれ清兵衛」を収録。映画の「たそがれ清兵衛」など山田洋次監督の3作はこの連作がネタ。 今まで図書館で借りて読んでいたのであるが,本があまりに汚くて,ついに全23巻をメルカリで購入してしまった!

2020/04/26

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