1960 沢木耕太郎ノンフィクション7
1960 沢木耕太郎ノンフィクション7 / 感想・レビュー
gkmond
池田勇人、下村治、田村敏雄を中心に据えた『危機の宰相』、浅沼刺殺事件を扱った『テロルの決算』収録してるんだけど、特に後者は出典がよくわからず、山口二矢の発言するどっから引っ張ってるの? と首を傾げつつよんだ。朴訥な負け犬に共感するんですよって見せ方も素材が政治になると苦しいな。優秀なスポーツライターなんだと改めて思った。『一瞬の夏』とか輪島に取材したのとか面白かったんだよねえ。
2024/01/31
ふ
○
2022/11/27
Kuliyama
どちらも以前文庫で拝読して、今回再読でした。
2018/10/20
siroutak
テロルの決算 山口二矢の純粋さや父親の考え方、何一つ間違ってないし、どこにでもある親子なのに結果的に事件を起こしてしまい、父親は糾弾される。この世の濁流の中で一瞬垣間見える真空のような時間、間をおいてその後ものすごい渦が巻いて流れる感じ・・何度読んでも僕を捉えて離しません。
2012/10/31
庵
ノンフィクション作家沢木耕太郎の真髄作品。名作「危機の宰相」と「テロルの決算」が収録されてる豪華本。ややこしい言い回しなどは無い、ただ没頭するのみ。
2011/04/04
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