白樺たちの大正
白樺たちの大正 / 感想・レビュー
i-miya
60年代・・・なんて馬鹿なことを書く大人がいるのだろう。70年代・・・白樺を読もうとするものもまれに。80年代・・・子供に教養としての文学をよませる習慣が絶えた。歴史資料としての文学としてのみ読める。(序章)M15以後の生まれの青年。日本刀で国民群集の襲撃から守る国民新聞の側(1905.09)市街電車を焼くこと15台。車夫の給料奪う。ラッダイト運動に似る。M33北清事変、ブラゴベシチェンスクでロシア、清国人3000人を殺す。アムール川へ投げ込む、死体。
2010/07/08
星落秋風五丈原
大正7年武者小路実篤が九州の僻地に建設した疑似ユートピア「新しき村」の失敗を軸に、志賀直哉、有島武郎、柳宗悦ら、同人誌『白樺』に集う学習院出身の作家や芸術家達、彼等を取り巻く女達や青年達の関係が克明に再現されてゆく。著者が諷刺したように、大正の人達は、世界を重視するあまり、たとえ世界の大勢が破滅へと向かっても、それに従おうとしていた。
2006/04/16
悸村成一
並。いま手元に本多秋五『白樺派の文学』がないので代わりに読んでみた。……。武者小路実篤は徳川家康の子孫だなどと言ってニセ者の korean プリンスを立てないでほしい。図書館本。13
2015/01/15
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