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ショッピングの女王 FINAL 最後の聖戦!

ショッピングの女王 FINAL 最後の聖戦!

ショッピングの女王 FINAL 最後の聖戦!

作家
中村うさぎ
出版社
文藝春秋
発売日
2004-04-25
ISBN
9784163659008
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ショッピングの女王 FINAL 最後の聖戦! / 感想・レビュー

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青蓮

ショッピングの女王、完結。買い物と言うより今回は美容整形の話がメインでした。整形したことにより、自分自身がどう変わるのか、周囲の反応はどんなものなのか、そしてなぜ人はこれ程までに美醜に拘るのかが書かれています。私自身も容姿にコンプレックスがあるので読んでて自分の気持ちを代弁してくれるように感じました。コンプレックスの塊である自分自身を受け入れられないことも、そもそも自分を好きになる必要があるのか?と言う問いにはたっと気がつかされました。中村さんの言葉は強い説得力があって得るものが沢山ありました。

2014/07/08

ピン

整形肯定派の意見は多々あった。 それでも中村さんほどその実際の過程、心の変遷を執拗に書き記した人もいないのでは無いか。 整形することで生きやすくなるならなんぼでもすればいい。そのためのお金を稼いだのも結果を引き受けるのも自分自身だ。外野は黙っとれ、である。 それはそうと、手術の際に取り去った顔の皮膚を食べたいと感じた話が興味深かったな。

2017/06/15

Sugaya Masaki

人間の自意識に関しての哲学的論考を、(豊胸後の)Cカップを揉みしだきながら繰り広げる女王様。これにはさぞかし多くの民草がクスリとさせられたことだろう。「外面の美しさは内面の醜さを希釈する」には思わずなるほど。

2017/06/26

オデット

ついにショッピングの女王シリーズ最終巻。あっという間だった。今回は整形の話が多め。中村さんの美への追及がすごい。凡庸だからこそ整形したくなるのだという価値観に驚いた。ブスだから整形すると思っていたが、そうではないらしい。耳を切る手術の描写を読んで鳥肌が立った。ここまでしてキレイになりたいと思うんだ。終わったと思ったら次回作があるようで「さすらいの女王」、読んでみようと思う。

2022/09/11

リョウ

無頼派、なんだろうなあこの人は。ゴクドーくんを読んでいたのでなんとなく名前を追い続けてはいたけれど、明るく見せかけながらも自己追求が激しすぎて破滅型へと向かってしまうんだろうな。

2015/10/09

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