恋愛の昭和史
恋愛の昭和史 / 感想・レビュー
Gen Kato
文学史としてひじょうに面白い切り口であり論述。わくわくしながら読みつつ、まだまだおのれの読書量が足らんな、と反省。
2017/11/23
i-miya
プライドかなぐりすてて失恋の悲しみをやぶれかぶれになって書きまくる漱石や武者小路の出現
2009/05/20
bookends
こんなタイトルですが文学史として面白いです。そこに含まれる恋愛思想は微妙です。松村栄子の『至高聖所』まで出てきたので感心してしまった。あれを「学生恋愛を描いている」とは言えないと思うが。
2012/07/04
海
最初の方は難しいことがいっぱい、って言う感じでなかなか読み進められなかったけど、中盤から著者の主張とか吐き捨てるような言葉が散見されるようになり、くだけてきてスイスイ読めるようになってきた。しかし、よくこんなたくさんの小説を読んだなあ、と恋愛のことよりもそっちに感心してしまった。学歴と恋愛に固執してる感があるのは、著者が東大出だからですかね。
2011/10/23
Skywriter
恋愛間の変遷は知らないことも多くて驚かされた。戦前って、以外に奔放だったんですね。晩婚化が進む以上、結婚とセックスが離れるのは必然なので、今の状況は当分かわらないのだろうけど、いつの時代も若者は性に悩み続けるのだろう。
2010/06/22
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