ハイライトで読む 美しい日本人
ハイライトで読む 美しい日本人 / 感想・レビュー
シフ子
図書館蔵。感想を書く前に期限が来てしまい かなりおススメな1冊なのに悔やまれる。欧米化が進む前の近代日本を 特に外国人作家の目線から見ることで その良さを見直そうというもの。日本では 子どもを非常にかわいがり 子どもと遊ぶことを労働の中の楽しみにしていたことや 性についてあけっぴろげな様子を表す作品が印象的。家に置いて何度も読みたいし ハイライトだけでなく ここで紹介された本を読みたい気にもさせられる。
2010/09/27
Free
楽しかった!はじめに〜あとがきまですべてが本当に興味津々で面白かった!江戸博物館で洒落た日本を見た後だったからか、魅力的だった。本書にもある通り、小学校高学年でも読んでみたかった。道徳教育とかに取り入れてほしい☆次は甘えの構造を読んでみたい!
2015/05/12
RINA
良著。今、日本を覆う鬱々とした閉塞感を打開するには、「自分は何者か」という日本人としてのアイデンティティ(存在証明)を自覚することが大切だと思う。価値観や教育のありかたを変える必要がある。
2011/04/20
あとも
長らく(5年くらい?)積読していた一冊をようやく読了。 われわれ日本人の奥底にある「資質」を過去の名著から紹介している。 よく笑う底抜けな明るさ どんなことでも見ずに流せるおおらかさ 清貧・気遣い 子どもを大切に扱い、見守る文化 などなど。 小林秀雄の「お月見」の下り(宴会で騒いでいる中、そこに見えた美しい月にそこにいた全員が一瞬心を奪わる姿)は、高校時代に読んで、うんうんそうそうそんな感じと思った記憶があり、自分の中にも日本人としての何かがあるんだなあ、と思った次第。
2012/12/22
ぺんきち
大川従道牧師が著書で必読と言っていたので読んだ。 本当にハッとさせられる日本人論で、自分の中にあるものを目の前に描き上げてもらった気がした。 確かに、と思うところもあれば、これは違う、あるいは言ってはなんだが少し古いかな、と思うところもあった。 でも、総じて大変示唆に富む本だった。豪華なオムニバス。
2020/05/19
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