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プーさんの鼻

プーさんの鼻

プーさんの鼻

作家
俵万智
出版社
文藝春秋
発売日
2005-10-25
ISBN
9784163675404
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プーさんの鼻 / 感想・レビュー

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❁かな❁

お気に入りさんの感想から読んでみました!前に俵万智さんの「あなたと読む恋の歌百種」を読みそちらは恋の歌ばかりでしたが、こちらはお子さんを出産されてからで8年振りの歌集だということもあり、ほとんどお子さんとの日常を詠んだ短歌でした*子育て中は毎日が初めてのことの連続で万智さんは初めての驚きを逃さず大切に刻みたいとの想いでたくさん子育て中の歌を作られたそうです!自分自身の子育て中のことを思い出し、じーんとしました*恋の歌や弟さんの結婚、お父様の定年の歌などもあります!私は恋愛系のアボカドのところが好みでした♡

2015/07/29

カフカ

子育て、恋愛、家族の歌が収められた歌集。とくに子育ての歌がよかった。クスッと笑えたり、ほっこりしたり、こんな時もあったな…と思い出してうるっときたり……。やはり俵万智さん、日常の切り取り方がお上手。「バンザイの姿勢で眠りいる吾が子よ そうだバンザイ生まれてバンザイ」「とりかえしのつかないことの第一歩 名付ければその名になるおまえ」「薄き舌を木の葉のようにふるわせてアングリーボーイ泣きやまぬ午後」「泣くという音楽がある みどりごをギターのように今日も抱えて」「私から生まれ私に似ているが私ではない私のむすこ」

2023/11/07

太田青磁

吾のなかに吾でなき我を浮かべおり薄むらさきに過ぎてゆく梅雨・リーダーになるのが男の幸せという価値観の命名辞典・新生児ふかふか眠る焼きたてのロールパンのごと頭並べて・泣くという音楽がある みどりごをギターのように今日も抱えて・親子という言葉見るとき子ではなく親の側なる自分に気づく・子を真似て私も本を噛んでみる確かに本の味がするなり・「かーかん」と呼んだ気がする昼下がりコスモスだけが頷いている・外に出て歩きはじめた君に言う大事なものは手から離すな・びっくりとブロッコリーは似ていると子の発音を聞きつつ思う

2014/06/28

ゆみ

娘の立場の歌と母の立場の歌に共感。 女の立場の歌は苦手。 でも、とても心にくる。ちょっと悔しい。

2018/03/04

にゃんこ

【図書館】 タイトルとなった「生きるとは手をのばすこと幼子の指がプーさんの鼻をつかめり」が好き。 これからの人生、いろんなものをつかんでいくんだろうなー。 『生まれてバンザイ』を先に読んでいたのですが、そこにも選ばれている歌で、自分が気に入った歌は、やっぱりここでも「好きだなー」って思いました(^ ^) 恋の歌、家族の歌もたくさん。 私にも弟がいるので、弟さんの結婚を詠った歌、好きです。 最後に… 駅弁の歌‼ 面白かった‼(≧∇≦)

2014/09/04

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