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村上かるた うさぎおいしーフランス人

村上かるた うさぎおいしーフランス人

村上かるた うさぎおいしーフランス人

作家
村上春樹
安西水丸
出版社
文藝春秋
発売日
2007-03-29
ISBN
9784163689401
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村上かるた うさぎおいしーフランス人 / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

連日真面目に小説を書き、またランニングを欠かすことなく(しかも結構ハードな)ストイックな生活に明け暮れる村上さん。時々、こんな馬鹿な事をして(本人も当然自覚の上で)自らの精神を解放する必要があるのだろう。ご本人はそれでいいとして、では読者にとっては?…残念ながら何の役にも立ちません。もっとも、これまた多くの読者はそれを承知の上で読んでいるからいいのですが。全編これ徹頭徹尾パロディのオンパレード。見方を変えれば駄洒落の連発。俎上に上るのは彼が敬愛する作家やジャズメンたち。アメリカ文化が大好きな村上さんです。

2014/08/10

ムッネニーク

44冊目『村上かるた うさぎおいしーフランス人』(村上春樹 著、安西水丸 絵、2007年3月、文藝春秋) 村上春樹×安西水丸というお馴染みのコンビが繰り広げる、どこまでもバカバカしくてゆるゆるな雑文集。 「かるた」をモチーフにした、50音から始まる駄洒落的文章の連続に、脱力すること間違いなし。 スパゲッティを茹でながら読むのに最適な一冊。 「レノンに腕押し、ラブ・アンド・ピース」

2022/06/20

chantal(シャンタール)

とにかくバカバカしいダジャレや下ネタに溢れたカルタ。「こんなもの書いてる暇があったら小説を書いてくれ」と言われるかもしれないと、ご本人も気にしているようだが、ついついそう思ってしまうよ😅でも、仕事も人生もメリハリが大切。時にはこんなバカバカしい作品も必要なのかも。所々チクッと風刺も効いてるし。そして、安西水丸さんとはやはり最強タッグだなあと思う。私的にツボだったのは「すこししたらジミヘンを出してやれ」と「ホットケーキのおかわりも三度まで」。

2021/11/10

けんとまん1007

何だろう・・・くだらない・・・のが、じわじわとくる。読みだすと、止まらない感じ。パロディなので、元ネタをどの程度知っているのかで、面白さが違う。あお、安西さんの絵がいい味を出している。こんなセンス、持ちたいなあ~。

2022/07/02

momogaga

村上さんの小説を完読できるようになったのは、雑文を楽しく読めたお陰です。久しぶりにユーモア満載、時にはブラックありの雑文を読めて大満足です。そして、安西水丸さんのイラストは最高ですね。

2021/06/14

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