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昭和が遠くなって: 本音を申せば

昭和が遠くなって: 本音を申せば

昭和が遠くなって: 本音を申せば

作家
小林信彦
出版社
文藝春秋
発売日
2007-04-01
ISBN
9784163690308
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昭和が遠くなって: 本音を申せば / 感想・レビュー

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ここ読書メーターへの登録がたったの11とは、寂しいです。大ベテランの小林氏が週刊文春に連載したエッセイの単行本です。思い出せば小学校の高学年の時に文庫本を、文字通り、弟(双子なので同じ年)と一緒に取り合うようにむさぼり読んだオヨヨ大統領のシリーズが、子供向け名作シリーズ以外の本をガツガツと読んだ最初でした。荒唐無稽ではあった記憶がありますがスピーディーな展開を夢中になって読みました。その作者によるエッセイは、あまり知らない映画やラジオなどのことや小泉政権への批判などについて書かれています。

2014/04/25

makimakimasa

令和になって益々遠くなった昭和懐古の本を読むという主旨。表紙がヒルズなのに象徴される様に、ホリエモン逮捕にまつわる故永田議員の偽メール問題が話題だった2006年のエッセイ集。著者は当時既に74歳のお爺さんである。映画『Always 三丁目の夕日』も流行っていた頃で、一種の昭和ブームに対する著者なりの見方も示される。映画やTVの話が多めで、特にアメリカの俳優など語り出されるとさっぱり分からず辛い。邦画『ゆれる』を絶賛していて、これは観てみたいと思った。全体的には退屈な内容で文体も苦手な本だった。

2019/06/28

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