目覚めよと彼の呼ぶ声がする
目覚めよと彼の呼ぶ声がする / 感想・レビュー
れみ
石田衣良さんが1998〜2005年に新聞・雑誌などに書いたエッセイをまとめた本。いつも小説を読んでいて感じる文章のうまさとか品の良さとか、小説ではない素の文章をまとめて読んでみて、それがなぜ生まれてくるのか、分かったというとおこがましいけど、なんとなく感じる部分があった気がする。恋愛がテーマの章のとか朝日新聞の時評のとかのなかに一部分、うーん…?って感じのものもあったけど他は楽しく読めたかな。あと、エッセイのなかで取り上げていた藤沢周平さんの「用心棒日月抄」と田村隆一さんの詩集を読んでみたくなった。
2019/05/04
きさき
★★★☆☆:エッセイ集。石田衣良さんをずっと俳優だと思ってたら作家だったんですね、しかも「美丘」とか書いてる人!元気が出た。
2017/12/27
さく
隅から隅までスタイリッシュだった。テレビのクラシック音楽番組でお見かけするとおり。元々クラシックがお好きであの番組に出ていたとは。謙虚な方なんだと思った。
2016/10/09
ぴよっ子@読書停滞中
寄せ集めでしょうか、ちょっとあっちこっち話題が飛んで読みにくかったけれど文章はやはり柔らかくて暖かいです。
2012/12/11
すのう@中四国読メの会コミュ参加中
石田さんの生き方や考えが見えて面白かったです。読書、したくなった。目の前のことに真剣に向き合いたくなった。でも、恋の眼鏡は焦点を甘く…というのはね。いや、うん。まあ確かに。でもね、恋愛から離れすぎていやはや感覚が掴めないというか。私がどう思うか以前に、相手がどう受けとるかっていうか。それにね、私の職場の男の人は、みんな既婚者なので…この場合は、甘くしちゃだめです(笑)とはいえ、周りの人を改めて見てみれば、魅力があって、素敵な人ばかりだと気付けるので、しっかり周りを見ることは大事、なのかな。
2015/10/18
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