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酒にまじわれば

酒にまじわれば

酒にまじわれば

作家
なぎら健壱
出版社
文藝春秋
発売日
2008-07-28
ISBN
9784163703909
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酒にまじわれば / 感想・レビュー

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tokkun1002

初、なぎら健壱さん。酒にまつわるエッセイ。呑み屋の常識から酔っ払いの話。なぎらさんのリズムが解りだした頃読了。自らを削るネタが欲しいと思いつつ次に期待。

2014/06/22

OHモリ

●図書館で偶然見つけてつまみ食い的に借りた本。なぎら氏の本はたぶん4冊目?期待通りに気楽に読めてちょっとノスタルジーを感じてクスリと笑える本だった。アルコールにまつわる本人の失敗談だけでなくいろんな笑える(けどすぐ忘れてしまいそうな)エピソード88篇のエッセイ集?なのかな 〇よく「一体どれくらい飲むんですか?」と質問を受けるが、そんなことは分からない。いちいち量を考えて飲んでいるわけではないですもん。●その通り!!と大いに賛同しているくせに、仕事では矛盾を感じつつも患者さんに対して必ず同じ質問をしている。

2018/12/25

村山トカレフ

お酒にちなんだアレやコレやのお話。多少の脚色や大いなる盛り話もあるだろうがみなさん、なぎら氏のあの語り口を想像してごらんなさいよ。ね? そうでしょう? そこに眉根を寄せてしまふネガティブな感情は湧かないのだ。カウンターしかない「すがれた」一杯飲み屋で、これまた「すがれた」老婆……もとい、おばちゃんが熱燗と手製の旨い肴を実によいタイミングで目の前に愛想なくおく。鈍光を放つアルミの灰皿からはショートホープの紫煙が立ちのぼる──。 完璧、十全である。ちな、氏は「あたし」といふ一人称が日本一似合うおっさんだろう。

2022/05/27

さざなみ

なぎらさんはTVで拝見するだけの人だった。こんなお酒好きだとは知らなかったので非常に親しい人になったようだ。 私も自他ともに認められてきた呑兵衛だった(今は高齢になり過去形)のでこの本に出てくるエピソードのうち同じような経験をした箇所が数件ありました。 命を失うほどの失敗はなかったとはいえ、それに近いことが笑い話となって想い出に残るのも「酒にまじわれば」でしょうね。

2014/10/12

TSUBASA

自他ともに認める呑んべえのなぎらさんの酒にまつわる由なしごと。酒は飲んでも飲まなくても、まじわるといろんな人を面白くする魔法の飲み物ですね。まぐろぶつを切らした代わりにしきりにハムエッグを薦めるオバちゃんやら矢庭に郵便ポストに正拳突きを入れた知人、夜中に唐突に子供を起こさせて水墨画を書き始めた所ジョージなど愉快な人々を見て終始笑いっぱなしでした。まあ話半分ですけども。あと、「チンカチンカ」のモノマネは番組で見てたので、本人の心境が読めて面白かったです(笑)

2013/01/19

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