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伝えたい本寸法の味 味憶めぐり

伝えたい本寸法の味 味憶めぐり

伝えたい本寸法の味 味憶めぐり

作家
山本一力
出版社
文藝春秋
発売日
2010-02-26
ISBN
9784163722702
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伝えたい本寸法の味 味憶めぐり / 感想・レビュー

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ホークス

1948年生まれの山本氏による外食案内。美味しさの何割かは思い出でできていると改めて思った。高知での少年期、上京後の新聞店住み込みや添乗員の頃、貧しく若い時代に知った味は安価であっても、濃密な記憶に彩られている。素材や調理のクオリティではなく、二度と戻らないその事による味わいがある。池波正太郎を連想させる、優しく丁寧だが素朴な語り口に安らぎを覚える。歳がバレるが、私が幼い頃通ったたこ焼き屋は4個10円で、4個用の可愛らしい経木の舟で渡してくれた。久々にそんな事を思い出した。

2017/01/27

itijiku

食いしん坊なんですね。思い出と食べ物が重なるなんて・・・おししそうな描写がいっぱいです。

2010/08/23

まさちゃん

一力さんの思い出の食!結構いろんなところを食べ歩いているのだなとびっくりです。庶民的なお店から資生堂パーラーのようなところまで。自分ではなかなかいけないところは、本の中でじっくりと味わいましょう。

2015/11/24

むつこ

時代小説の中の料理の描写に定評があるのは聞いていたが、まさかケチャップ味が大好きとは驚いた。団塊世代の「洋食」の思い出話と今も変わらぬ味と人情。よだれものです。

2013/04/14

yutusbochan(yasuhiko.utsubo)

「本の話」に連載、山本一力さんが訪れた24の飲食店を描くエッセイ。その時代の山本さんの暮らし振りが、いかにも美味しそうな数々の料理と共に描かれる。御馳走様でしたと言いたくなるような料理はほっこりするものです。。

2020/10/08

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