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森繁さんの長い影

森繁さんの長い影

森繁さんの長い影

作家
小林信彦
出版社
文藝春秋
発売日
2010-05-13
ISBN
9784163725505
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森繁さんの長い影 / 感想・レビュー

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kinkin

週刊文春連載されているものをまとめたもの。映画や演劇だけでなく、世相や風潮についても言及されていていつもながら、感心させられる。

2013/09/19

kobaken

文春の連載でも読んでますが、一年分まとめて読むとまた良いのですな(ホント年に一度のお楽しみです)。去年一年がどんな年だったか、あらためて分かります。言わずもがなですが、氏の映画や笑いに対する慧眼には感服させられます。

2010/07/18

ペキンパー

中野翠のコラム集と並んで毎年楽しみにしている一冊。今年も無事刊行してくれて非常に嬉しい。A・タイラーの小説、綾瀬はるかの魅力、8・30衆院選、黒澤明、等々。もちろん表題にある森繁久彌についても言及している。変わらないふり幅が嬉しい。中でも白眉は『グラントリノ』評。この小林評と宇多丸師匠の「シネマハスラー」評、この二つの評論だけで『グラントリノ』評論は語り尽くされているといっても過言ではないくらい素晴しい。あとラジオ好きとしては小林さんがTBS→文化放送にシフトしているのが興味深かった。

2010/05/18

kokada_jnet

「母方の祖父の日記を調べている」ということは、次の小説は一族の歴史を描くものになるのかな。あと、「恵方巻きを、東京の作家で小説に初めて書いたのは自分」とあるが。これは、「唐獅子株式会社」でのことだっけ?それと、ドンドコドン山口をコメディアンとして評価しているのには、あ、まだチェックする気があるのかと。

2010/07/19

「週刊文春」連載のエッセイも12冊目。今年も連載が続いていることを喜びたい。今回は映画関係の本の話題が多く、楽しめた。山田宏一&和田誠の「ヒッチコックに進路を取れ」なんかも登場する。著者にはあと1冊、ちゃんとした映画の本を書いて欲しい気もするが……まずは「ちくま」連載のエッセイと、構想中の小説2つの完成を祈るべきなのか。

2010/06/05

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