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がん 生と死の謎に挑む

がん 生と死の謎に挑む

がん 生と死の謎に挑む

作家
立花隆
NHKスペシャル取材班
出版社
文藝春秋
発売日
2010-12-17
ISBN
9784163725703
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がん 生と死の謎に挑む / 感想・レビュー

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i-miya

2011.05.01 (立花隆) 1940、長崎県生まれ。1960、東京大学仏文科卒。1967、東京大学哲学専攻、学士課程入学。(完成台本) TW=テロップワード(字幕)。Q=ナレーションのタイミング。ON=現場の音を聞かせる。

2011/05/06

壱萬参仟縁

DVDは借りなかった。 がんとは、細胞の病気(27頁)。 新薬開発するも、 耐性能力を身に着けるがんの変異力(35頁)。 敵もさるもの。 がんにも個性がありすぎるくらいある(38頁)。 個別に効果的な治療を施すのは至難の業。 がんの本質は、DNA上に変異が蓄積し、 結びつき発症する病気(41頁)。 素人ながら思うのは、 変異する前に、 先回りして予想してブロックすること。 これが可能になれば、 増殖を防げるのでは? という仮説だ。  

2014/05/03

ぐうぐう

がんとは生命そのものであり、がんを治すとは生命を殺す行為に他ならない。この残酷な二律背反に、人類はいかに抗うか、共存するか、もしくは敗北するか。がんというものに対してぼんやりと持っていた定義を、その根底から覆させられる衝撃の内容だ。現代医学の無力さに(つまりそれは、がんというものの手ごわさに)、読後、正直、途方に暮れてしまった。

2011/01/20

sas

がんは日本人の2人に1人が罹り、3人に1人が死ぬ病気。にもかかわらず、がんを正しく理解している人は少ないのではないか。がんの克服が絶望的なことがよく分かる本。

2012/09/14

ほじゅどー

★★★★自身の膀胱がん手術の後、「がんとはいったい何なのですか?」と権威をたずね歩き、2009年12月に「人類はがんを克服できるのか①②③」を制作、放送。がんは自分の外にいる敵ではない。自分の中にいる敵だ。あなたのがんはあなたそのものである。(中略)がんをやっつけることに熱中しすぎると、実は自分をやっつけることになりかねない。そこにがん治療の大きなパラドックスがある。

2013/11/30

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