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渋沢栄一 2 論語篇

渋沢栄一 2 論語篇

渋沢栄一 2 論語篇

作家
鹿島茂
出版社
文藝春秋
発売日
2011-01-27
ISBN
9784163735900
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渋沢栄一 2 論語篇 / 感想・レビュー

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harass

日本資本主義の父と言われる渋沢栄一の、仏文学者の著者による評伝。全二巻の二冊目。この巻では、孤児院などの社会奉仕活動や米排日運動対策のための、民間外交や、家族からみた栄一についてが中心。妾のことで有名だったらしい。まあまだ当時は妾を持つことが甲斐性でもあったが。栄一は産業の王道は二つベクトルがあるという。それは「対顧客」と「対身内」だと。「対顧客」は客を欺かない、誠実第一であること。「対身内」とは、顧客に対する以上に、身内や社員に対する誠実さが必要だという。ブラック企業などもってのほかということか。

2016/06/02

ごへいもち

や~っと読了。名前しか知らなかったけれど偉大な人だったんだなぁ。これを読んでいる間に新札のデザインに選ばれたニュース。

2019/04/29

ばんだねいっぺい

「青天を衝く」を見てりゃよかったなぁと思いながらページをめくる。国士の快男児も「論語に書いてないから」と言う理由で人間味溢れていることが 結びの章で印象づけられるが、令和に渋沢が生まれたらそうもいかないだろう。

2024/01/06

GASHOW

新しい一万円札の顔、渋沢さん。既に韓国統治の際のお札としてデビューしていた。財界人として、できる人の活用がうまかったのは、わからないことは分かる人に頼る姿勢だったという。また、利権があっても私利にしない高潔さがあった。愛人を本宅に住まわせたり、愛人の子供もたくさんいて、英雄色を好む人生だった。

2019/05/16

たまりん

本当にもしも渋沢栄一が自分の利益の為に働いていたら... 渋沢財閥は三井、三菱とかよりすごく稼げたでしょう。でもそれをやらず、自分の利益より、国のため、人のために働いてきた、本当にすごい人だと思いました。ただお金のこととかはキチンと理性が働くのに、女性のことだけは...。 女性関係だけはきっと大河ドラマでは演じないと思いますが、もし今の時代に渋沢栄一が生きていたら、偉人になる前にスキャンダルで消えていたかも?ですが、本当に今の時代に渋沢栄一みたいな人が現れてほしいと思いました。

2021/07/19

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