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理想の国語教科書 決定版: 自分の鶴嘴をがちりと鉱脈に掘り当てよ! (漱石)

理想の国語教科書 決定版: 自分の鶴嘴をがちりと鉱脈に掘り当てよ! (漱石)

理想の国語教科書 決定版: 自分の鶴嘴をがちりと鉱脈に掘り当てよ! (漱石)

作家
齋藤孝
出版社
文藝春秋
発売日
2012-05-16
ISBN
9784163751207
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理想の国語教科書 決定版: 自分の鶴嘴をがちりと鉱脈に掘り当てよ! (漱石) / 感想・レビュー

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MIHOLO

良かった!知っているものでも齋藤先生の解説を読むと改めて発見のあるものもあったし、知らないものは是非読んでみようと思わせてくれる。生徒用に編纂されているだろうけど、私が生徒の時は理解できなかっただろうし、今だって全てを理解は出来てないけど、出逢えて良かった内容だし、いつかわかる日が来るよ!と伝えたい。

2018/09/06

あじさい

国語の教科書に掲載するべき作品は、理解の可否ではなく、本物としての力の有無を基準にするべきだ。これが著者の信念。本物とは、文章の巧拙よりも、時の流れと共に風化されてしまわない強さを伴っていること。決して、現在の文学を否定している訳ではなく、いわゆる古典のジャンルに括られるものは、時代の推移という大きな競争に勝ち抜いてきた真の勝者である。瞬間的なものではなく、もっと芯の通ったもの。こういう本物に、ゴールデンエイジの段階で触れて、心を揺さぶれる経験を踏むことは凄く有意義だと思う。

2015/10/08

mmaki

よかった。ただただひたすらよかった。これこそ「教科書」だ。どの文章も力強く、伝えたいという意志が明確だ。先生の仰る通り、この中にはふにゃふにゃした文章はひとつもない。立教新座の校長先生の言葉はなんて心を打つのだろう。こういう先生のいる学校で学べる子は幸せだと思う。そのときは意味がわからずとも、大人になってからわかる、というのはたくさんある。「ああ。あれはそういう意味だったのか」という経験を子供にもしてもらいたい。私も日々勉強中。

2015/10/22

てん

この本に収録された文章の中で、まともに知っているのは「智恵子抄」ほかいくつかだけだった。収録された文章のすばらしさもさりながら、編者の解説が非常にわかりやすく、ではもっと読んでみようかという気にさせられる。収録されたものの中には読んでも理解ができないものもあったが、何度か読むうちに自分の中に「落ちて」くれることを期待したい。一度だけ読むのはもったいなく、何度か読まないといけない気になる。先に出ている赤本、青本は未読なので、そちらもぜひ読んでみたい。

2012/12/02

裕由

さすが齋藤先生です。繰り返し繰り返し読んで心に刻みたくなるような本です。

2018/12/29

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