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聖書を読む

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作家
佐藤優
中村うさぎ
出版社
文藝春秋
発売日
2013-08-29
ISBN
9784163766003
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聖書を読む / 感想・レビュー

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徒花

聖書の解説もおもしろいが、脱線する2人の哲学もおもしろい。ただ、対談本なので仕方ないが、まとまりに欠けていて読みづらさはあるかな。いちおう聖書の原文を引用してくれて入るが、ごく一部に限られているので、ある程度聖書全体の流れ(とおおまかな内容)を把握してから読んだほうが理解が深まるかもしれない。なお、途中で『ヘルタースケルター』や『色彩を持たない~』に関する考察もある。

2016/06/01

優希

共にクリスチャンである中村うさぎさんと佐藤優さんによる対談です。2人とも聖書に造詣が深いのが伺えます。神学的視点で語る佐藤さんに対し、うさぎさんが色々突っ込むのが面白い。その会話を見ていても2人が聖書を深く読み込んでいることがよくわかりました。創世記、使徒言行録、ヨハネの黙示録を取り上げ、ざっくばらんに語り合う中で、聖書というキーワードから派生する事柄まで触れているのが興味深いところでした。かなり聖書に浸った内容なので、少しは聖書の知識がないと難しいでしょう。

2016/06/02

まーちゃん

神様はセコい。「〜ならば、いつの日か神の独り子イエスを遣わそう」だなんて条件付きで、人を試すようなことばかり言う。嫉妬深くて、気まぐれで、えこひいきを繰り返し「◯◯しなければ、××するぞ」と脅迫まがいのアプローチ。(このやり方で子どもの躾をしてはダメと言われるけど、神→人の関係ではアリなのか?)/これまでの自分のイメージと全く異なる「神」の捉え方がおもしろい。物語の整合性が失われれば「不合理ゆえに我信ず」なんて、ただの開き直りじゃないの?昔の人は、なぜこんな神や物語をこしらえたんだろう?本当に不思議。→

2014/08/19

金吾

二人の知識に基づいた物事のとらえ方が面白かったです。またうさぎさんの感性は凄いなあと思いました。特に創世記の話はそうなのかと思わされる点が多く良かったです。

2023/07/27

ロマンチッカーnao

佐藤優さんと中村うさぎさんによる聖書の対談。いやぁ。。中村うさぎさんのイメージ変わりました。適格なツッコミ。それが知性からくるものなのか。それとも直観か。判別は付かないけど、佐藤優さんが中村うさぎさんとキリスト教の対談をしたいと申し込んだらしいんですけど、適格ですね。キリスト教への理解が深まるし、興味を持つ一冊になっています。

2017/07/18

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