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天上紅蓮

天上紅蓮

天上紅蓮

作家
渡辺淳一
出版社
文藝春秋
発売日
2011-06-30
ISBN
9784163805009
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天上紅蓮 / 感想・レビュー

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だまし売りNo

待賢門院璋子を描いた歴史小説。白河法皇が元凶であり、罪作りである。その結果、保元の乱が起こり、崇徳院が讃岐国林田郷に配流された。但し、『天上紅蓮』では鳥羽院と崇徳院の確執よりも、藤原忠通の陰謀とさらっと書いている。

2023/09/10

あいちゃん

平安時代の性的描写を書くのなら、もっと妖艶なじっとりした、薄暗さと豪奢さがいりまじるような文章で綴って欲しい。これでは中途半端な同人小説。と、思いきや中途半端に論文のように終わってしまった。残念だけど不完全燃焼。

2013/10/19

小瑠璃

時の権力者、白河院とその寵姫璋子の恋。帯には「史上これほど愛された女性がいたろうか」と銘打たれていますが、確かに、白河院の璋子への思い入れはひとかたならないんだけど、こういう愛され方、うれしい、か…?すごいなぁとは思いますが、憧れられない!憧れられないけれど、白河院は本当に璋子が好きだったんだなぁ。好きな人への思いと、権力欲が並び立ったからこそ、ああいう形になったのかも。2人の関係を描きながら、歴史的考証も細かくて、勉強にはなるんですが、時折それで物語から引っ張り出されるような気もします。

2012/02/29

あや

平安時代の歴史小説ということである程度の面白さはあったが、物語に対しての深みがあまり感じられなかった。なんだか官能的な方向に偏りすぎていた(それが著者の特徴なのかもしれない)。もう少し物語の中で歴史を愉しみたかった。

2016/03/27

蝶華

流し読みー気分的な問題だろうけど印象があんまりない感じ?気分が乗ってたら違う感想持つだろうなぁと思いつつ記録

2015/10/19

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