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ブック・ジャングル

ブック・ジャングル

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作家
石持浅海
出版社
文藝春秋
発売日
2011-05-27
ISBN
9784163805207
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ブック・ジャングル / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

閉館した図書館に忍び込んだ5人にラジコンヘリが襲い掛かってくる。犯人は中盤でバレバレになるのでパニック系として楽しむ?。

2015/11/29

そのぼん

閉鎖された図書館で起こる事件を描いた作品でした。忍び込んだ人物たちに襲い掛かるラジコンのヘリコプターが何とも不気味でした。真犯人は『やっぱりおまえなのか!』思いました。女友達同士や、父親との関係がドロドロしていました。

2013/02/05

財布にジャック

石持さんにしか書けないタイプの「こんなのありなの?」と思う設定のぶっ飛んだお話でした。でも、大好きな図書館を殺人の舞台にされちゃうのは、ちょっと悲しい気もしました。そして、最初から最後まで息つく暇が無い上に、犯人の動機を考えると、読後感もあまりよくはないので、人にはオススメしにくいので石持ファンとしては残念でなりません。次回は、もうちょっとハートフルな路線の作品を是非読みたいです。

2011/06/12

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

綾北図書館は市の合併により閉館が決まりました。図書館が取り壊される前にと、幼い頃の思い出に浸りに男性2人が、除籍される本を取りに女性3人が夜中に忍び込みますが、そこにいたのは彼らだけではなく・・。図書館が舞台ということでかなり期待していたせいでしょうか。ちょっと物足りなさを感じました。どうやってこの窮地を脱するのか。そういった点ではドキドキしながら読めたのですが、登場人物にあまり魅力を感じなかったのが残念でした。一方的に守ってもらうのではなく、女性側も積極的に敵に立ち向かって欲しかったです。★★★

2012/09/17

えみ

“思い出”と“別れ”のために軽い気持ちで忍び込んだ閉館した夜の図書館で、まさか命を懸けたサバイバルが待っている展開になろうとは、図書館を愛し、物語を知っている彼らでも想像がつかなかったのではないか。それは物語の外側から覗いているわたしたち読者にもこの命を狙う「理由」など想像できるものではない展開であると思う。愛憎劇の果てに飛び立った毒を仕込んだ真実を告げるヘリコプター。書物のジャングルを獲物を捕らえようと縦横無尽に動き回って息の根を止める機会を探っている。止まらない不審。犯人の正体。罠を仕掛けたのは誰だ!

2023/06/17

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