KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

刑事の骨

刑事の骨

刑事の骨

作家
永瀬隼介
出版社
文藝春秋
発売日
2011-06-22
ISBN
9784163805900
amazonで購入する

刑事の骨 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

tetsu

★3 連続幼児殺人事件の犯人を取り逃がした同期の二人の警官の17年後の話。全体的に暗いイメージ。思わぬ展開はさすがに現実的ではないが、ミステリーとしての面白さはまずまず。

2016/06/22

ゆみねこ

高卒ノンキャリアで44歳の警視・不破孝作は連続幼児殺人事件の犯人逮捕に失敗し出世からも見放される。犯人と直接対峙し、取り逃がしたのは、警察学校同期の田村保一。犯人が逃走して2週間後に第4の事件が起こってしまう。その後時効を過ぎ、不破、田村もともに定年を過ぎるが、真犯人を追うことになったときに明らかにされた真実とは。やりきれない結末に最後はちょっとがっかり。ストーリー自体は面白いと思ったが。

2012/07/12

よむよむ

誘拐犯を取り逃がした元刑事。果たして犯人は? 永瀬さんの『サイレントボーダー』を読んだときの衝撃は、たぶん一生忘れない。なのでちょっと期待しすぎたか・・・キライな展開ではないのだけどね。

2011/08/06

RIN

永瀬さんも警察小説?と思ったが微妙に違った、というかやっぱり著者らしいアウトサイダー一匹狼オヤジの暴走だった。いつもながら文章が巧くて先が気になって一気読みしてしまうけれど、行き交う人間関係と罪の動機とモチベーションが弱いかな。結末はこの作家さんらしい。やりきれなさの残る読後感。

2012/03/28

ねこまんま

序盤、今後の展開を期待してワクワクしながら読んだんだけど、とにかく横道にそれるそれる。人物像が固定しない。意味のわからないやりとり。つかめない登場人物どうしの距離感。 「それ、必要か?」と思うところ多々有り。 一生懸命紙面をさいて設定したキャラがたいして重要じゃなかったり、その逆だったり。 すべての人物の動機が弱く、ストーリーは悪くないんだけど、最後までちぐはぐな感じがしました。

2014/01/23

感想・レビューをもっと見る