KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

春から夏、やがて冬

春から夏、やがて冬

春から夏、やがて冬

作家
歌野晶午
出版社
文藝春秋
発売日
2011-10-17
ISBN
9784163809205
amazonで購入する

春から夏、やがて冬 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

takaC

「季冬」の後半と「春夏」と「浅春」は 文庫で読み、「英理子」「春陰」「青嵐」「末永ますみ」「秋」はこの本で読んだ。さてさてラスト5ページの仕掛けは小説として悪辣とも言える。それがまかり通っては読書って何ってことになる。元も子もない・・・

2016/07/31

ダイ@2019.11.2~一時休止

面白かったが、ちょっと重くて読後感はあまりよくない。

2013/09/05

とら

歌野さんの直木賞候補作ということで。当時は何かと騒がれたらしいが、これはミステリとかそういうのは忘れて、純粋にこの世界観を楽しんだ方が良いと思う。だからこその直木賞候補。...でもやはり「葉桜~」を意識しちゃうのは事実(笑)帯にでかでかと書いてあるから!”ラスト5ページで世界が反転する!「葉桜~」を超える衝撃がいま”って!...正直言いましょう、超えてないです!wまあ帯にそう書いとけば売れるでしょう、っていう魂胆?いつ来るんだどんでん返し!って身構えながら読んでしまった。でも純粋に楽しめたのも事実である。

2013/01/03

そのぼん

こんな終わり方って・・・。スーパーで万引きをした女性と、彼女を捕まえる側の男性とのお話でした。全体としては男性のほうがメインとして描かれていましたが、万引き犯の女性も大きくストーリーに関わってきました。読後感は非常に重いです。

2014/07/06

あつひめ

真実を知ることが本当に救いになるのかどうか、疑問になることもある。知ってしまった瞬間、先の事も今までの事もガラガラと積み木のように崩れてしまうから。誰のために生きるのか。ただ息をして食事をして働くことが生きることなのだろうか。ただどん底を彷徨うことが。偶然の出会いなのか、春夏と妻が仕組んだことなのか・・・こんな悲し過ぎる出会いはないと思う。悲しさから這い上がれるかと思ったらまたしても奈落の底に突き落とされてしまった。でも、これもありなのかな。無念を晴らす意味では。

2012/12/13

感想・レビューをもっと見る