定本 百鬼夜行 陰
定本 百鬼夜行 陰 / 感想・レビュー
優希
百鬼夜行シリーズサイドストーリーが装いも新たに帰ってきました。シリーズの中で鍵となった人物たちが主人公となり、語られる物語は百鬼夜行の世界をより深めているような気がします。巻末に京極さんによる妖怪のイラストが載っているのもお得感を感じました。
2017/07/04
勇波
文藝春秋単行本にて再読です。いわゆる『百鬼夜行』シリーズ裏オールスター競演集。先日本編をまた一周し終えたばかりなので、今回新たな発見も。あーこの人あれだな。とかまだまだ色々楽しめました。結局は最後平常運転の関口君が全てをさらっていきますが…。そして「姑獲鳥の夏」が始まるってな具合が痺れますな。それにしもこの本の大きさが中途半端で持ちにくいよ★
2017/03/09
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
百鬼夜行シリーズの登場人物の外伝というか、本編に入ってもおかしくない一章をこちらに移しましたというか、こちらを読んで本編を読んだらより楽しめるんだろうけど、本編はいつになったら新作が出るんだかと、この本の出来が良ければ良いけど不満が募る
2013/03/21
ヒロくま
コレは矢っ張り元ネタをしっかり読まなくちゃだめだな~。このままでも楽しめたけど何だか損してる気分になったし。シリーズ読み込めば、もっと違った角度で楽しめるはず。むむむ。
2015/12/19
青豆
人気シリーズ「百鬼夜行」のスピンオフ短編集。ふとした瞬間に感じる小さな違和感。それは不条理な恐怖、常軌を逸した執着、あるはずもない記憶。本当に怖いのは妖怪なのか人間なのか。妄想の成れの果ては、日常の狭間にふと立ち現れた怪異となる。真夏の暑さにやられた頭と身体に京極作品の肌に何かまとわりつく様なゾクッとする怖さが染みる。日本の夏、京極の夏。
2017/08/11
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