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明日のことは知らず 髪結い伊三次捕物余話

明日のことは知らず 髪結い伊三次捕物余話

明日のことは知らず 髪結い伊三次捕物余話

作家
宇江佐真理
出版社
文藝春秋
発売日
2012-08-09
ISBN
9784163815800
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明日のことは知らず 髪結い伊三次捕物余話 / 感想・レビュー

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Shinji Hyodo

先日読んだ『雨を見たか』に続き後先考えないで手にとって脇目も振らずに読みましたが、途中に何巻が有ったのか?伊与太も茜も奉公に出てるし、不破龍之進も妻を娶っているし…伊三次もお文もそれなりに…って事ですが、相変わらずにほのぼのした夫婦仲と子供たちへの思いがホッとする。髪結い伊三次シリーズ、順不同御構い無しで読んで行こうと思いはしたものの、登場人物の成長や周りの変遷を思うと順番は大事かなぁなんて思う今日この頃です(^^;;どなたか正しい読み順をご教示下さいm(._.)m

2016/01/17

ひらちゃん

ここ何冊かでは、伊佐冶が脇役だったので少し寂しかった。この巻では伊佐冶が戻ったきたようで嬉しい。直治郎も久しぶり。まっとうに生きててくれて良かった。茜も頑張ってる。九兵衛が立派な若者になっててびっくり。大勢が伊佐冶の家に集まった時は、いい人々と関わっているなぁと感じ入った。そしてお文の啖呵は何時の時もスっとする。

2018/11/29

万葉語り

シリーズ11作目。伊与太が里帰りしていて、伊佐次の御用を手伝うヘイサラバサラがオススメです。おふさの隣に越してきた浪人の世話をみんなで焼いて、無事再出仕が叶うやぶ柑子もよかったです。子供が大きくなって、一緒に街歩きをする場面にあこがれました。2016-64

2016/03/02

さなごん

子どものいく末を親は見守るしかないんだなあ。そこが一番しみじみした。

2015/12/14

むぎじる

年を重ねた分、伊三次とお文だけでなく、周りの人々の話が多くなってきたけれど、久しぶりに読んでもしっくりと心なじむ素敵なシリーズ。困った人を見るとほっておけず、一肌脱ごうという人々がたくさんいる。聖人君子ではないから、くさくさすることもあるけれど、笑って乗り越えていく力がある。「やぶ柑子」改易の沙汰がくだり、裏長屋に住むことになった隼之助に、手を差し伸べるおふさや伊三次・お文の件は、泣けた。「赤のまんまに魚そえて」に出てきた言葉。”何事もない日常がありがたい”今日を迎えられたことに感謝したい気持ちになった。

2013/06/11

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