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たったひとり

たったひとり

たったひとり

作家
乾ルカ
出版社
文藝春秋
発売日
2013-01-22
ISBN
9784163818108
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たったひとり / 感想・レビュー

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takaC

残念な終わり方・・・

2013/05/08

ちはや@灯れ松明の火

さて、クイズの時間です。When『二十七年前の七月二十七日』に・Where『ホテル・シャトーブランシュ』で・Who『???』が・What『たったひとり、とり残された』のか。お答えいただくのは帝都大学廃墟探索サークル『時旅』チームの五名、制限時間は午前零時までの三十分間、ただし、不正解の度に二分ずつ残り時間が削られていきます。土砂崩れのバッドエンド、時の監獄のエンドレスリピート、たったひとり生贄を捧げるロシアンルーレット。Why『何故』?さあ皆さん、知力体力時の運振り絞って、存分に本性を曝け出して下さい。

2014/07/06

みっちゃん

廃墟探索サークルの男女5人が半壊したラブホテルの敷地に入り込んだ途端、27年前の土砂崩れ現場のタイムループに嵌り込んでしまった!「5人の中で1人だけが死ぬと抜け出せる」という仮説が唐突に感じられてしまったのですが、1人ずつバトンリレーのように、少しずつ事象の核心に迫っていく構成はドキドキしました。その「ひとり」の真相にも驚かされましたが、肝心の最終章と結末が…奥歯にものが挟まったような、もやもや感が消えません…う〜ん…なんですなあ…

2013/04/02

くりきんとん99

ホラーというわりには文章は読んでいてもそれほど怖い感じがしない(おかげで怖がりの私でも読むことができた)けど、なんとなく怖い。それぞれの本音がだんだんと分ってきて怖い。そして予想外の結末。久しぶりの乾さんの長編は、なんとも後味の悪いものだった。

2013/02/23

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

帝都大学廃墟探索サークル・時旅のメンバーは、27年前に土砂崩れ事故で一人亡くなり、その後廃墟となったホテル・シャトーブランシュの探索に訪れましたが・・。同じように不条理さを描いた話なら「四龍海城」の方が私好みかな。というのも誰一人として感情移入できなくて、唯一まともに思えたのは日吉ぐらい。「四龍海城」が物悲しいラストだったのに対して、こちらは何とも後味の悪い話でした。とはいえミステリー仕立てでなかなか面白かったです。★★★

2013/04/26

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