アクティブメジャーズ
アクティブメジャーズ / 感想・レビュー
サム・ミイラ
対象組織の中にいる情報提供者を利用して都合のよい方向に導き操る手法を積極工作ーアクティブメジャーズと云うそうだ。決して派手ではないが今野敏らしい的確で情緒を極力排除した硬質な文章は読む者を諜報戦の真っ只中に放り込む。警察小説ではとかく嫌われ者の公安の立場から見た警察機構が実に面白い。エリートの自慢話的な浜嘉之や暗く重たい麻生幾に比べ分かりやすくシンプルだが私には丁度良かったようだ。謎解きも少し用意されているのが嬉しい。公安でも刑事でも矜持を持ち解決にあたる姿に熱くなる。読後感も爽やか。これはお勧めだ。
2017/07/03
koba
★★★★☆
2015/02/21
紫 綺
公安警察もの。アクティブメジャーズ=積極工作。久々に今野作品を読んだのだが、公安ものは難しいのか、どこか緊迫感に欠け、面白くなかった。シリーズ4作目、最新作…らしい(笑)。
2014/10/04
えむ
やっと順番が回ってきた。倉島達夫シリーズ4作目。ゼロの研修から戻った倉島に早速オペレーションが与えられた。同じ外事1課の葉山を調査せよ。最後の展開はやはりエースたる者だけができることを示しているのですかね。片桐、伊藤の新キャラも含め、これからも期待したいシリーズです。
2014/02/02
タックン
公安物・・・シリーズ4作目?この作家さんは警察シリーズだけでもいっぱいあるので隠蔽操作シリーズ以外はどれ読んだかわからないなあ。(ゼロ)とか公安部VS刑事部とかありきたりだなあ。
2014/02/26
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