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王朝小遊記

王朝小遊記

王朝小遊記

作家
諸田玲子
出版社
文藝春秋
発売日
2014-04-24
ISBN
9784163900513
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王朝小遊記 / 感想・レビュー

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BlueBerry

敢えて言うなら平安時代の桃太郎みたいな感じ。ラストもあっけなく終わってしまうのがちょっと物足りない感じでした。序盤○中盤○ラスト△

2014/05/21

宇宙猫

挫折。二章まで読んだけど、まだ人物紹介の半分。正直つまらない。

2017/07/26

まる

平安の話で陰陽師が絡まず雅でもない小説は初めてかもしれません。それぞれバラバラだった人たちが最終章で一緒になったのにちょっと感動してしまいました。皆さんの感想を読むとあまり評価は高くないようですが、私は好きでした。

2014/06/16

keiトモニ

平安期大王朝絵巻でありました。小麿坊ちゃま、大学寮の勉強会なんかサボって、狼藉悪童集団大蛇党にそのまま残って活躍すればいいものを…。それにしても、昨年40を過ぎた女の一人暮らしのシコンこと紫紺内侍殿。お暮しに割にはお元気で…“底知れぬ恐怖があった。両手で乳房を押え、太股をすり合わせてくるべき時を待つ。…貴公子は現れなかった”ってね。そりゃ無理ってもんですよ。しかし四十路ならではの凄い色香を発揮ですね。平広方は何平方米と読み違う…。爺さんの“ともあれシコンのためにも鬼退治をせにゃ…”に光。後日譚不要かと…。

2015/06/06

田中寛一

平安朝時代といえばすぐにきらびやかな世界を思い浮かべるが、この作品はその「常識」を覆してくれ楽しめた。当時の都や都に住む人々の姿、疫病、貧困、飢え、出世のための術策、祈祷・呪い、悪鬼に命を奪われるなど描き出していた。7つほどの短編が繋がっていき孤独な生活者たちが生きる希望を見出していく。「死ぬのはいつでもできる。辛いことや苦しいことや楽しいことをたくさん味わって死ねばいいじゃないか。こちらからはいつでもあっちに行けるんだから」。平安時代の小説ももっと増えてもらいたいですね。

2015/04/06

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