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モンフォーコンの鼠

モンフォーコンの鼠

モンフォーコンの鼠

作家
鹿島茂
出版社
文藝春秋
発売日
2014-05-23
ISBN
9784163900681
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モンフォーコンの鼠 / 感想・レビュー

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BlueBerry

序盤が面倒くさい感じでなかなか入り込めなかった。他の方のレヴューだと後半は面白いとゆー方も結構いるみたいなので頑張ろうと思ったが途中で力尽きました。機会があったらまた読んでみたい。序盤X

2014/07/29

ようた

面白い。それなのに読むのに非常に時間がかかってしまった一冊。19世紀のパリ、そのし尿処理場のモンフォーコンを舞台にした小説。バルザックが出てきたと思えば、ジャンバルジャンも出てきて混沌としています。パリの地下に築かれるユートピアが描かれる物語かと思えば、気づけばエロとグロにまみれたディストピア小説でした。

2014/08/11

えも

時は19世紀前半、花の都パリは糞尿の都であった。文豪バルザックも登場し、マルキ・ド・サドの文体(いや、訳者、澁澤龍彦の文体かな?)を彷彿させる怪作でした。

2015/02/06

星落秋風五丈原

これ小説だったんですね。

2023/09/26

きりぱい

19世紀のパリ。鹿島氏訳と思いきや作なんだからすごい。現代にまかり通っている車の廃車だってその数に至るのかどうか、馬ってそんなに処理されていたのねと廃馬処理と糞尿処理の施設が話の要でもある。そんなパリの裏側の実態に迫る警察がいるかと思えば、革命がらみの貴族がいて、バルザックに、サン・シモン主義者らに、バルザックやユゴー作品の誰や彼やまで入り乱れ、パリ中の地下通路でうごめくのだから、何が何だかもう乱脈なのに面白い。で、行き着くところがサフィエンヌ思想の欲求なのだから、ええ!?それにしても鼠にうぎゃぎゃ。

2014/10/21

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