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幻肢

幻肢

幻肢

作家
島田荘司
出版社
文藝春秋
発売日
2014-08-28
ISBN
9784163901091
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幻肢 / 感想・レビュー

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それいゆ

人間ドックの脳検査のとき「カンカンという音が続きますが、20分間じっと我慢できますか?」と聞かれます。脳に磁気刺激を与える治療法は、きっとこれと同じ感覚なんでしょう?もちろんドックの検査中に恋人の幻覚は現れませんでしたが、次回の検査ではこのことが気になりそうで今は不安な気持ちです。存在しない恋人が現れるという設定は斬新で興味深かったのですが、医学的な説明が多く難解に感じました。幻覚の恋人と会う場面も何回もダラダラと続くので途中で飽きてしまいました。男女が逆転するストーリーの映画の方が感動するのかな?

2014/09/20

山田太郎

長い割にはすぐ読めたということで、なんか中味が薄い気がする。主人公が頭悪くていらいらするが、もしかしてなんかあるのかと思いつつ我慢して読む。御手洗物のしっかりしたのが読みたいなと思った。

2014/10/02

Yuna Ioki☆

129-132-11 島田荘司作品初読み。医療ものでもなく、オカルトものでもなく、サスペンスでもスリラーでもミステリーでもなく○○における○○劇でしたか。。。思っていた作品の方向性が違うのでラストでちょっと拍子抜け感は否めない。(以外コメントネタバレあり)

2015/04/12

そうたそ

★★★☆☆ 島田さん原作の映画のストーリーを、映画版とは男女を逆転して描いたのが本作であるとのこと。島田さんの作品といえば、当然ミステリを期待して手に取るのだが、本作はミステリではない。厳密に言えばミステリの要素も多少はあるのかもしれないが、期待するほどの内容ではない。はっきり言って、わざわざ小説化するまでもなく映画のみで留めておけばよかったと思う。脳科学などの薀蓄は豊富ではあるが、ストーリーそのものは浅い。いつもの島田作品の濃厚さはどこへやらと思うほどの薄っぺらさで面白くなくはないがやや残念な読後感。

2014/10/15

みえ

鬱病やテンカンが起こるときの脳の仕組みとか、難しいような話がたくさん出てくる。興味ある話なんだけど、推理的な結末は、大体そうだろうな~と思ってた内容。なんかイマイチな本だった。

2018/09/15

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