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売国

売国

売国

作家
真山仁
出版社
文藝春秋
発売日
2014-10-30
ISBN
9784163901428
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売国 / 感想・レビュー

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ナイスネイチャ

図書館本。うーん、消化不良だな。途中から急に尻つぼみ感。冒頭が面白かっただけにちょっと・・。すいません。

2015/04/18

小説を最初に書いた人にありがとう

久々の真山仁、読み終えた。相変わらずスケールが大きい話だった。宇宙開発と売国奴問題を結びつけるとは考えたこともなかった。地検の検事と宇宙開発の女性研究員の2つの話が同時進行し、いつ絡まるのか??と思いながら読み進めた。後半の政治と公安警察が社会を牛耳ってる展開。よく小説では聞くけど実社会にもあるんかな??

2016/09/18

starbro

スピード感があり、内容もかなりリアルでエンタメ小説としては一級品だと思います。一気に読みました。ただ主人公同士がほとんど絡まないという不思議な展開には唖然としました。次回作の構想でもあるのでしょうか?

2014/11/27

Yunemo

あまりにも壮大な陰謀への挑戦。いろんな局面で、言われてみれば確かにという納得感もあって、ある意味現実味を感じます。それでもやはり、対フィクサーという設定でしかありえないのですね。特捜部とロケット開発の組み合わせにより、物語は展開。若い世代の夢と希望、瞬く間に打ち砕かれてしまう様。特捜部の有様、「国破れて正義あり」の意味。日本が日本として存在していく、自身の根底にも間違いなく横たわっている感情です。「冨永」の人間性に惹かれます。ハゲタカの「鷲津」にも劣らぬカリスマ性を今後も発揮する場面を望んで読了です。

2014/11/03

川越読書旅団

久々の真山作品。敗戦後から続く日米の歪んだ主従関係を背景に疑獄事件と宇宙開発をパラレルに描く模範的な社会派小説。正義、国益、陰謀、そして強靭な意志が見事に描写されており、読み進めるほどにぐいぐいと引き込まれてしまう。ただ、広大な時間軸と次元軸の割に400ページ弱の紙数、最後は力技で無理やり全てを完結させてしまった感も否めない。続編を強く希求。

2015/11/01

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