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女優で観るか、監督を追うか 本音を申せば

女優で観るか、監督を追うか 本音を申せば

女優で観るか、監督を追うか 本音を申せば

作家
小林信彦
出版社
文藝春秋
発売日
2015-05-11
ISBN
9784163902593
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女優で観るか、監督を追うか 本音を申せば / 感想・レビュー

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kinkin

週刊文春に「本音を申せば」で連載されている。初出は2014/1/16~2015/1/1。 大瀧詠一の死、タモリとの思い出話、狂気の戦場ペリリューのこと、高倉健や菅原文太のことなどが印象に残った。著者はテレビ、映画だけにとどまらず世間一般のことをタイトル通りに本音で書いていると感じた。一般受けをねらった八方美人的な文章にならないのがいつもさっぱりしていいと思う。好きは好き、嫌いなものは嫌い。図書館にて。

2015/09/01

こすもす

読んでいる間中 ムフフな気分で読めました。大瀧詠一さんとの交流や女優、堀北真希さんをべた褒めしている小林さん。最近観た「ミッドナイト・ガイズ」のクリストファー・ウォーケン  やアル・パチーの話にワクワクしたり新旧問わず映画の話がとても面白かったです。

2016/02/01

もりくに

「週刊文春」に17年間掲載されているエッセイの2014年版。映画のこと、本のこと、東京の街のこと。以前は政治のことも書いたが、昨今のあまりの劣化にあきれて、書かなくなったのが、残念。映画については、60年代から書いているから、歴史の中にきちんと位置付けていて、近頃の「映画ライター」なるものと、レベルが違う。特に、舞台を含む喜劇についての造詣が深く、「日本の喜劇人」是非読んでみたい。大瀧詠一との交友も、「喜劇」型スタートしている。映画を、女優(男優)で見るというのは、とても得心する。

2016/02/04

gtn

映画監督の中島貞夫によると、丹波哲郎の口調が「丹波調」になったのは、映画「人間革命」の戸田城聖役に入れ込んでいたからだという。面白い。このような何気ない事実を書き残してくれてありがたい。

2018/07/31

プリシラ

週刊文春に連載されているエッセイをまとめたもの。戦前からの膨大な映画を観てきた小林氏が前田敦子、堀北真希、綾瀬はるかを褒めているのはなんだか嬉しい。映画に関するうんちくのあれこれを読むのは面白いし興味深く、もっとたくさん映画が観たくなる。いろいろな意味で大切な生き証人の一人だと思う。

2015/08/10

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