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スキン・コレクター

スキン・コレクター

スキン・コレクター

作家
ジェフリー・ディーヴァー
Jeffery Deaver
池田真紀子
出版社
文藝春秋
発売日
2015-10-17
ISBN
9784163903484
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スキン・コレクター / 感想・レビュー

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W-G

評判に違わぬ傑作だった。これぞライムシリーズ!というストレートな展開でありつつ、マンネリを感じずに読み続ける事が出来た。メインキャラクターの数が増えて、描写も成熟してきたからこその展開も多く含まれ、シリーズ物ならではの強みを活かした作品と言える。今回はパムにスポットがあたっているが、ハッキリ言って感じ悪い。サックスの対応も、一作目から20年近く経過して、歳を重ねている事を感じさせ、よく考えたらライムは今、何歳になるんだ?と気になった。息の長いシリーズで、10作を越えてなお、傑作を書けるのは本当に凄い。

2017/02/19

遥かなる想い

2016年このミス海外第1位。 定番のリンカーン・ライム シリーズだが 刺青を刻むスキンコレクターが不気味。 刻まれた文字列は何を意味するのか。 全編に漂う皮膚裏の感覚・昆虫の雰囲気が正直 気持ち悪い。 何のために殺人を犯し、刺青を彫るのか 得体の知れない犯人とリンカーン・ライムが いつクロスするのか..最後はウォッチメーカー まで登場..シリーズ作らしい展開だった。

2016/04/02

starbro

リンカーン・ライムシリーズ最新作一気読みました。最初のプロットからどんどん読ませる感じで良かったのですが、終盤が尻すぼみで、少し残念です。最初のボーンコレクターから20年もたつと少しマンネリになるのかも知れません。まだシリーズは続きそうなので、その内ミート・コレクター、ブラッド・コレクター、ヘアー・コレクター等も登場するのでしょうか?

2015/10/30

修一朗

ウォッチメーカーは未読だったけど大丈夫だったみたい。スキンコレクターって模倣犯なの?いや実は…っていう展開にはなんとかついていけたんだけどさすがのライムシリーズですな,ここからさらに怒涛のドンデン返し,犯人が捕まってからさらにもうひと波乱だ。犯人との知恵比べ合戦はいつも通りの緊張感だった。微細物件解析は相変わらず伝家の宝刀GC-MSを駆使しているけど今は蛍光X線とFT-IRじゃないのかねぇと思ってしまう。次作も出ているらしい。邦訳が出るまでにウォッチメーカーを含む未読作品の消化に励みます…

2016/09/08

KAZOO

久しぶりに最初のボーン・コレクターを読んだときに近いイメージを受けました。比較的早めに犯人はわかるのですが、その犯人が主人公の近くにいる人々と接触をもって、ということで話が進んでいきます。「ウオッチメーカー」が復活するので今後も話はかなり続くということが期待されます。最近のリンカーン・ライムシリーズの中ではすごく楽しめました。

2015/11/02

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