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孫と私の小さな歴史

孫と私の小さな歴史

孫と私の小さな歴史

作家
佐藤愛子
出版社
文藝春秋
発売日
2016-01-08
ISBN
9784163903873
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孫と私の小さな歴史 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

寝る前に少しづつ読んだ。楽しかった。流石は『佐藤愛子!』だと感心した。こんな面白い年賀状をもらった方は楽しいに決まっている。幼い時は言われるがままに、大学生の時は既に開き直って、その間いわゆる思春期の孫がよく祖母に付き合ったものだ。しかも母親もノリノリで(笑)仕方なくつきあったのは写真が証明しているが、そこは普通と少し違う祖母を持ったあきらめだったのか?しかも先生なりの一所懸命・こだわりが伝わるから、そこが笑いをさそうのだな。大賞は夫婦喧嘩に佳作は綺麗な足のコギャルの巻に!孫・桃子からの最後の文が良い。

2016/02/23

baba

佐藤さんとお孫さんの年賀状にまつわる20年の歴史。桃子さんが生まれた時におばあさんでなく「私はおじいさんになる」と宣言した佐藤さん。何とも羨ましい関係、ほのぼのと温かく、そして毅然としている。面白い事に真面目に一生懸命取り組む姿に笑いをこらえて、涙がにじむ。思春期に嫌々付き合った事もある桃子さんが高校生になってから挑戦した年賀状は特に成長を感じられる。

2016/10/21

パフちゃん@かのん変更

佐藤愛子さんの『九十歳。何がめでたい』が大人気ですね。そちらを待つ間にこの本を読んでみました。予想以上の面白さ。この人は!ただものではないですね。孫の桃子ちゃんが一歳の時からコスプレの年賀状を作り出した。一歳の時のパンダの着ぐるみはまだ常識的な雰囲気ですが、だんだんエスカレートし、毎年桃子さんと愛子ばあちゃんもコスプレ年賀状が作られていく。好きなのは『泥棒』「夫婦喧嘩』『晒し首』最後は『葬式』これが元旦に送られてくるとは(笑)愛子さんは真っすぐで自己中でほんとに面白い。ばあさんらしくない。長生きしますね。

2017/03/01

これでいいのだ@ヘタレ女王

著者の娘さんと私は同じ年で 似たような親を持ち 趣味も同じ。自分をネタに ある事ない事 書かれまくりの 娘と私の部屋シリーズを高校時代同情しながらも楽しんで読んでいたら いつの間にやら 孫娘が今度はネタにされ 毎年 抱腹絶倒と写真年賀状が20年も 著者のアイディアで作られていたようだ。90近い今も若々しく お茶目な母、黙って付き合う娘、孫の姿にホッコリ。図書館で借りたのだが 年老いて独居の母に買って贈る事にした。誰もが笑っちゃう事でしょう今の世の中 こんなユーモアが大事

2016/06/28

美月0217

20年!!年賀状の(おもしろ)写真!それも、お孫さんと!よく付き合ってくれるお孫さんってのが感想!(笑)無愛想?でも何でも愛子さんの考えたテーマの写真を一緒に撮るってのがすごくて!!そして、エッセイも、響子さんや桃子さんの一言二言?があって、それも面白くて…桃子さん、お父さん方とお母さん方とおばあちゃんは2人いて、書いてる通り全く違うお二人だと、なかなか面白いねと言ってあげたい(笑)

2016/10/31

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