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晴れの日には 藍千堂菓子噺

晴れの日には 藍千堂菓子噺

晴れの日には 藍千堂菓子噺

作家
田牧大和
出版社
文藝春秋
発売日
2016-06-20
ISBN
9784163904733
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晴れの日には 藍千堂菓子噺 / 感想・レビュー

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Rin

【図書館】この時期に読めて良かった一冊。お菓子だけでなく、七草粥など日本に昔から存在している食べ物に触れることができた。何よりも藍千堂の兄弟が、特に兄の晴太郎がゆっくりとしっかりと成長をしている姿に。二人がしっかりと互いを認めて助け合う姿に胸が暖かくなる。もちろん周囲に厳しくも優しく、二人を見守って助けてくれる存在があるのも読み手として嬉しい。お菓子に込められた想いや、お菓子を通して出会う人々。困難はこれからもあるだけ朗けれど、一歩を踏み出すことができた兄。それに続く弟が見たいので、第3弾を期待します。

2017/01/03

ぶんこ

晴太郎と幸次郎と茂市の藍千堂シリーズ2巻目。仲の良い3人の仕事ぶりを見ているだけでホッコリで、茂市が笑い上戸というのが、もしかしてこのシリーズの核なのでは。笑う門には福来たるですね。晴太郎応援団ともいうべきおじさん軍団の中に(さち)ちゃんが加わったら、それは茂市さんはメロメロになるでしょう。これからの藍千堂に後光?がさしてきたようです。「悪よのう〜」の鎧坂が失脚してやれやれと言いたいですが、二人の息子さんの今後が気がかりです。おじさん軍団助けてあげてと頼みたいです。

2016/09/02

ゆみねこ

菓子職人晴太郎が恋した女性はやっかいな事情を持つひと。恋の行方と店の危機を力を合わせて乗り越える、これぞ王道の人情噺。藍千堂もますます繁盛の予感ですね。

2016/08/17

九月猫

「晴太郎が恋をした。」に、菓子莫迦ぽわわんの晴太郎さんが!?と驚き、楽しみにしていた藍千堂2作目。金平糖をひとつずつつまむように大事に読もうと思っていたのに、晴太郎さんの恋模様が気になって一気読みでした。大事な人たちと大事なお店が窮地に立つかもしれないけれど、あの人を見捨てたら、きっと自分の味が濁る。大事な人みんなを守るために、無敵の笑顔で立ち向かう晴太郎さんの優しさが原動力の強さが大好き。久利庵先生の「おしのが引き合わせてくれた」の言葉にうるうる、最後の一行に にやにや。次巻も楽しみに待ちたい。

2016/07/22

はる

面白かった!前作「甘いもんでもおひとつ」よりさらに良かったです。人を思いやる優しさに溢れた物語。兄の晴太郎の恋の行方が微笑ましく、終盤少しハラハラする展開も面白かった。出てくる和菓子も本当に美味しそうで食べたくなりますね。あ~早くも続編が読みたいです。

2016/07/15

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