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ミスター・メルセデス 上

ミスター・メルセデス 上

ミスター・メルセデス 上

作家
スティーヴン・キング
白石 朗
出版社
文藝春秋
発売日
2016-08-22
ISBN
9784163905167
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ミスター・メルセデス 上 / 感想・レビュー

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遥かなる想い

2017年このミス海外第3位。エドガー賞受賞。 メルセデスで多数の人々を殺した犯人を 追う元刑事ホッジスの人物造形がいい。 犯人から送られてきた手紙が不気味で 事件の闇を思わせるのだが.. ネットを使ったやりとり そして 犯人は 何をしようとしているのか? 不穏な雰囲気のまま 下巻に続く巻だった。

2017/01/31

starbro

スティーヴン・キングは数十年に渡って読んでいる作家の一人です。最近のホラー作品は煮詰まった感じがしていたので、新境地ミステリは大歓迎です。上巻はエドガー賞受賞作だけあり、快調に飛ばしました。トータルの感想は下巻読了後に。ところで本書とメルセデス・ベンツ社との関係が気になります。タイアップではないような気がするし、殺人車だとするとイメージが悪い気もするし・・・誰かご存知の方がいましたら、ご教示願います。

2016/09/20

KAZOO

最初から犯人とそれを追うものが明確になっているので私にとってはじっくりと読める感じがしました。犯人がわからないと先へ先へとどんどん飛ばすのですが、比較的ゆっくり読んでいる方です。それにしてもこの作者の人物造形というのはかなり面白いですね。ほかの人物もそうなのですが癖がありよくまあこのような人物をかき分けていくものだと思います。先日は彼の「セル」の映画を見ましたがこれも映画化されるのでしょうかね。

2017/03/17

ケイ

作品の多いこの作者をあまり読んだことはないのだが、こういうタイプのミステリを書く人だったのならもっと読んでおくのだった。序盤の衝撃。その後がらりと場面が代わっての心理戦開始。大量殺人を犯して逃げおおせた男は、なぜ逃げたままでいれないのか。見つけて欲しいが見つけられるものかという心理的昂揚を求め、一目置く退職刑事にちょっかいをかけていく。その心理劇に手に汗を握る。男女の恋愛の書き方のぎこちなさはご愛敬ということで(笑)

2017/11/24

抹茶モナカ

退職刑事ホッジズとメルセデス・キラーの対決は心理戦で、上巻はホッジズ優勢で終わった。パソコンが大きな役割を担っていて、現代的。スティーヴン・キングは作家としては、峠を越えた人と思っていたら、いやいや、凄い。自殺さえ考えていたホッジズの刑事退職後の感じ、少しわかる気がして、ホッジズが鋭さを増すと思わず嬉しくなった。

2016/09/17

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