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こちら文学少女になります

こちら文学少女になります

こちら文学少女になります

作家
小嶋陽太郎
出版社
文藝春秋
発売日
2016-09-29
ISBN
9784163905273
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こちら文学少女になります / 感想・レビュー

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みかん🍊

初読みの作家さん、出版社に就職した太宰を愛する文学少女が配属されたのは漫画雑誌の編集、漫画編集者というと重版出来ですが、あんな熱い新人ではなく漫画は読んだことがありませんと大御所にも言い切る正直すぎる今時の若者、懸賞の商品に米には笑った、キヨが出て来た時にはお仕事小説じゃなかったのか、と思ったがやっぱり新人が編集者として成長して行くお熱い仕事小説でした。

2017/02/08

寂しがり屋の狼さん

文芸編集者を夢みて大手出版社に就職した文学少女『山田友梨』📚️しかし彼女が配属されたのは青年漫画部の編集部(≧▽≦)「漫画は読んだことがありません!」と豪語する彼女が担当するのは漫画界の重鎮、パンチラに魂を込める童貞作家、誰もその姿を見たことがない正体不明の看板作家と個性派揃い(笑)漫画に対しての熱量が半端ない先輩編集者に囲まれ、失敗を重ねながらも少しずつ成長していく友梨の物語。久しぶりのお仕事小説で面白かったです(*^.^*)

2020/05/09

優希

面白かったです。文芸編集部志望で出版社に就職した友梨。でも配属されたのは青年漫画編集部。漫画は読んだことがないという彼女には酷だと思いました。慣れない漫画の世界で奮闘する友梨が可愛くて応援したくなります。もしかしたらこの機会に文学少女からほんの少しでもいいから漫画の世界へ前進しなさいと言っているのかもしれないですね。

2020/08/07

まりお

小説しか読んでこなかった新人、それが何故か漫画編集部に入ることに。大御所、エロ漫画家、同僚、デザイナー、そして自分。あらゆる人達と向き合い、成長していく。主人公のズバズバ言ってしまう姿勢は、周りに理解がなかったら相当苦しいもの。それを上手く使ってくれる仕事場に巡り会えたのは行幸だろう。そしてその中で理解できない、から理解していこう、と変わったのも、良いことだ。

2017/08/20

こみっくま🍏OTONA JAM’S

文学少女なのに漫画編集部へ配属され悪戦苦闘・・・って今期ドラマ化のなんちゃらガールに設定が似てる(笑)言動が直球で媚びる事を知らない山田友梨が主人公。編集部の面々も一癖も二癖もあり漫画家達も妙な人ばかり。途中から小嶋さんお得意の(?)ファンタジー要素が加わったが比較的カラーは弱めで良かった。覆面どころか編集者とも顔を合わせない漫画家・今井コータは一体どんな人物か探りながらワクワクして読めた。大御所漫画家と山田の関係が親子みたいで微笑ましい。ほっこりするけど奇妙な読後感はデビュー作に通じるものがあるなあ。

2016/11/16

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