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観なかった映画

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作家
長嶋有
出版社
文藝春秋
発売日
2017-03-31
ISBN
9784163906041
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ジャンル

観なかった映画 / 感想・レビュー

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アマニョッキ

長嶋有(withブルボン小林)の「名詞を言わない」映画評。一番好きだった評は「みなさん、さようなら」の「人が一生に摂取していい濱田岳成分をこれで摂取しきってしまった感じ」というもの。まさにそれ。中学生から30歳までずっと濱田岳。1分位笑ってしまった。(ってか、言ってんじゃん、固有名詞)作家ならではの映画の見方、面白いです。「別にそんなに優しくされさたいわけじゃなかった」って、別れ話のときの彼女か。とりあえず、貞子VS伽椰子は観たい。ホラー苦手だけど。

2017/10/06

おかむら

長嶋有の映画評本。楽しい! 長嶋有よりブルボン小林寄り。「007スカイフォール」の感想が「市民のバイクを奪うこと」って。そこかい!確かに! 映画の(部分の)面白がり方とダメ出し方が長嶋有独特。長島クオリティー。笑いながらウンウンうなずく感。巻末の過去4年間で観た映画全感想もついててサービス精神溢れてます。イラストも楽しいよ!

2017/04/22

まゆ

映画にそこまで興味がなくて観てないものがほとんどだけど、長嶋有が読みたくて買った。そして(特に後半にすすむにつれて)すごく楽しかった。「映画原作者はバズーカ砲を持っている」で「ピストルですむところをバズーカ砲を渡されているような気分である。使えないよ! という。」っていうのに一番笑った。

2017/10/19

深夜

固有名詞を一切排した、「純粋に物語の中で起こっている事のみ」について語った、全く新しい批評本。純文学作家の著者らしい斬新な切り口で、映画の違う見方を示していただいた。

2017/06/27

yyrn

2時間で色々なことをお手軽に(受動的に・時には食べながらでも)体験できる映画は大好きだ。面白い映画、つまらない映画、色々あるが、観た映画について一言いいたくなるときがある。特に、こんな本を読んだ後では。まあ、好き勝手なことを色々語っている本で、少し前の映画が数多く取り上げられているので懐かしく読んだが、325ページ中、最後の100ページは索引と好きな映画の寸評がダラダラと書き連ねてあるだけなので、これで1,890円はないよねと思った。これなら私の読メの方がまだマシではないか、とも思うのだった(笑々)

2018/06/26

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