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終りなき夜に生れつく

終りなき夜に生れつく

終りなき夜に生れつく

作家
恩田陸
出版社
文藝春秋
発売日
2017-02-20
ISBN
9784163906096
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終りなき夜に生れつく / 感想・レビュー

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starbro

恩田陸は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。まずはタイトル『終りなき夜に生れつく』が好いですね。ブレイクの詩の断片のようですが・・・そして中身は『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフの連作幻想短編集、恩田陸ワールド炸裂です。これはこれで嫌いではないですが、傑作『遠雷と蜜蜂』を読んだ後では、どうしても霞んでしまいます。

2017/03/15

NADIA

『夜の底は柔らかな幻』のスピンオフ的な短編集。登場人物の一人一人は忘れているところも多かったが、世界観に今回は免疫があるので物語の世界にすっと入り込むことができた。途鎖国のイメージはこの作品でさらに形になり、イロという特殊能力についても「ああ、そういうものだよね」と自然に理解できた。『夜の底・・・』はラストがどうにも満足できないが(^^;、この世界観は悪くない。また続編に期待(^^)

2017/08/29

ナイスネイチャ

図書館本。「夜の底は柔らかな幻」のスピンオフらしく。未読だったのであまり理解出来ず。う~んかなりマニアックな作品。

2017/04/28

ダイ@2019.11.2~一時休止

短編集。「夜の底は~」の番外編。主要キャラ3人の過去の物語・・・うん、恩田さんですよねぇ~、モヤモヤは解決されないまま・・・。

2017/03/15

風眠

昏く冷たい水底。そこで死ぬか、それとも這い上がって生き延びるのか。どちらにしても「終わらない夜」が永遠に続く運命なのだと思う。在色者として生まれ落ちた瞬間から逃れられない運命に縛られている者達。それはもうDNAに刻み込まれた、決められた生き方と捉えた方がいいのかもしれない。『夜の底は柔らかな幻』のエピソード0となる本作を読み終え、前作で畳まれなかった大風呂敷は敢えて畳まなかったのではと思った。在色者に生まれついた事に理由などなく、ただそう生まれついただけなのだから、と、すとん、と落ちた。私の中で、落ちた。

2017/10/03

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