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ひとめぼれ まんまことシリーズ 6

ひとめぼれ まんまことシリーズ 6

ひとめぼれ まんまことシリーズ 6

作家
畠中恵
出版社
文藝春秋
発売日
2017-04-19
ISBN
9784163906331
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ひとめぼれ まんまことシリーズ 6 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

随分久しぶりにこのシリーズを読んだ気がするなぁ。相関図で思い出した次第(汗)そうか清十郎も親になるのか・・いよいよ麻之助だねぇ。畠中さんは『しゃばけ』シリーズが好きだが、現代のどろどろ・イヤミスなど心が重くなる作品を読んでいると、『まんまこと』シリーズがホッとする自分がいる。いつまでも続いて欲しいシリーズだ。

2017/05/28

ネムコ

麻之助の妻の寿ずが亡くなったり、それで麻之助が静かに自暴自棄になったり、清十郎が嫁をもらったりとしばらく身内のごたごたが続いてたけど、それもようやく落ち着いて、今回は主人公三人ががっつりタッグを組んでトラブルを片付ける一話完結の短編集。面白かった! シリーズの原点に立ち返った感じ。三人の立場も少しずつ変わってゆくけれど、麻之助はいつまでもお気楽者でいてほしい。

2017/09/15

はにこ

縁談にまつわる短編集。登場人物達がお年頃なだけに、縁談がまぁ多いこと。今だってそうだけど、この時代はさらに好きなだけでは結婚できないからねぇ。おこ乃ちゃんと麻乃助が上手くいかないかなーって思っているけど身分がなかなか難しいね。真面目な吉五郎、一葉に振り回されて可哀想。応援してますよ。

2020/09/05

ぶんこ

前作から時が経っているので忘れていること多し。今回は縁談にまつわる話が多く、江戸時代の縁談の仕組みが娘たちにとっては手段の駒扱いな気がしました。そんな中麻之助と清十郎は結び合う相手を駒とはみていないようなので、つい肩入れしてしまいます。特に麻之助には良い人をと思っていたら、お雪さんが現れました。今後仲良くなって欲しいものです。なんて小説を読んで親戚のお節介おばさんになってました。面白かったです。

2017/11/20

万葉語り

シリーズ6作目。まだまだお寿ずが忘れられない麻之助だが、先代たちから少しずつ大人のことの納め方を伝授される「分かれ道」が面白かった。表題作は誰のことなのか楽しみに読んだが、ひどくとても切ない話だった。人をその人の条件でしか見られない人は今の世にもいるけれど、身分社会の江戸時代はなおさらだったのだろうと思った。一葉にはすぐそばにある幸せに早く気づいてもらいたいと思う。2017-121

2017/07/27

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