女と男の品格。
女と男の品格。 / 感想・レビュー
starbro
伊集院静は、新作中心に読んでいる作家です。タイトルから女と男のエッセイかなと思ったら、人生相談でした。あまり 相談者の期待する答えになっていません(特に酒と女に関する相談)が、伊集院静節だから良いのかもしれません(笑)またこの本を読んで品格が身につく訳ではありません。以上。
2017/06/17
ケイ
読者から伊集院氏への相談。残しておきたい答え。「すぐにわかる本は底が浅い。本というものはわからない所が必ずある。それがやがて人生の経験とともに理解できる日が来る。そう考えると読書はそれだけでは意味が無い」「もう戻れないことは分かっていても、大切にしなくてはならないものをどれだけ経験できたかが、その人の豊かさや優しさや人を許せる所の幅を作ってくれるんじゃないか」「見舞いに行って、相手が死を承知している雰囲気があるとしたらなんと声をかけるか? 自分の心から出てくるものを口にすればいい、借り物を口にしてはダメ」
2019/06/15
Shoji
ネットでジャケット買い。中身は週刊文春に寄せられた人生相談だった。所々にキラリと光る伊集院静さんのアドバイスがあった。興味ない所は流し読みでいいと思う。私は違和感なく読めましたが、伊集院静さんなりの考え方が強く押し出されているので万人受けする内容ではないかも。ところで、「16歳女子高生」からの相談が載っていました。16歳女子高生も週刊文春読むんだ、、、そんなことを思った。
2017/06/12
みと
今 話題の「週刊文春」の 伊集院静が答える お悩み相談をまとめた本。本当に いろいろな世代の 老若男女から寄せられた、深刻な悩みや、ユニークな悩み。それらに対して、ユーモアを交えたり、人の哀しみや、生死に関わるような悩みには、深く優しく応える著者。 いろいろな哀しみを知っているからこその言葉が好きです♡ 文春を見かけたら、この連載だけ チェックしようかな。
2018/02/03
柔
週刊文春の人生相談集。サラッと良いことが散りばめられる。いい意味で吹っ切れてる。カッコいいオヤジ「本を読む傍らで、きちんと日々を過ごしてこそ良書と遭遇できる」「自分のことすらわからないのに、他人の気持ちなんてわからない」そばにいる人が悲しむことなら、自分の胸の中に秘めておくことが大人である。他人に決して打ち明けられないことがあるのは、当たり前だよ。「解決のつかない問題はそっとしておくのが大人のツトメ」なんでもかんでも正々堂々じゃやってられないよね。大人としてスムーズに生きることも必要だよね。
2020/07/26
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