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ドッペルゲンガーの銃

ドッペルゲンガーの銃

ドッペルゲンガーの銃

作家
倉知淳
出版社
文藝春秋
発売日
2018-09-13
ISBN
9784163908960
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ドッペルゲンガーの銃 / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

連作短編集。兄と妹で捜査していく様子がイイ感じですが、探偵役はご先祖・・・っていうかこのご先祖設定必要?。

2018/10/04

aquamarine

事件に向き合うのは、キャリア刑事の頼りない兄とミステリ作家の卵である女子高生の妹。そして、事件を解くのは…!中編が3つですが、南京錠のかかった土蔵のなかの密室殺人、同じ銃が使われた離れた場所でほぼ同時に起きた二つの事件、離れへむかう雪の足跡、と本ミスにランクインしてくるのが納得の、設定だけでワクワクするバリバリの本格です。最近の派手なミステリとは違いますが、本格ってこういうものだったなあ、と基本に戻った気がする一冊でした。キャラは突飛かもしれませんがトリックは正当で、読みやすくさらりと楽しみました。

2019/02/17

papako

楽しみにしてた倉知さん最新刊。うーん、主人公の灯里が好きになれず、なんか楽しめなかった。キャリア警部補の兄に対するポンコツ扱いに愛が無さすぎて。トリックも想像通り。表題作なんて分かりやすすぎでしょう。それでも楽しめたら良かったのに。探偵役のご先祖設定も取ってつけた感じで、ちょっと残念でした。他のシリーズ、書いてください!

2018/10/18

雪紫

「ドッペルゲンガー宮」ならぬ「ドッペルゲンガーの銃」。勉強だけ出来る真面目ポンコツ警部補な兄と短編でデビューしたてのミステリ作家な妹。謎を解くのは・・・いや、あらすじの時点で探偵別にいることは察せてもあれは予想出来まい。コミカルな掛け合いで3つの事件が楽しめる1冊。なお、「文豪の倉」はダミートリック(わたしもダミー犯人疑ってたこともあって)、表題作はトリックに(盲点にやられた。確かに)。「翼の生えた殺意」は掛け合いが面白かった(なお、兄妹じゃなく妹と友人達のやりとり)が面白かった。

2023/01/04

ダミアン4号

女子高生とエリート警部補の兄妹の活躍するミステリー…とは言っても内容は軽め、そして極め付き…探偵役がご先祖様!?閉ざされた土蔵の中に忽然と現れた他殺体の謎“文豪の蔵”、東京の北と南で同時刻に同じ拳銃を使った犯罪が!“ドッペルゲンガーの銃”、雪野原で隔離された建屋で起きた事件は自殺か他殺か?“翼の生えた殺意”…憑依系の探偵が謎解きをする…クマの編みぐるみに憑依したオッサン刑事が活躍するシリーズに雰囲気が…サディスティックと綽名される編集者が実は名探偵!なんて方が面白かったんじゃ?と言うのは余計なお世話(笑)

2019/02/09

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