辺境メシ ヤバそうだから食べてみた
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辺境メシ ヤバそうだから食べてみた / 感想・レビュー
ゆいまある
思った以上にヤバかった。誰も行かない所に行き、誰も見たことの無いものを探すプロ、辺境ライター高野さん。誰も食べたことの無いもののレベルが高すぎる。タイ北部の昆虫食も、焼いた、揚げたに留まらないのがえぐい。水煮のカエルを箸で持ったらでろーんと口を開けた、辺りで一気に食欲がなくなり、その後南米のカエルジュースと続き、胃腸が丈夫なのと好奇心旺盛なのが取柄の私もすっかり食欲がなくなった。もういっそベジタリアンになって穀物と豆だけ食べて暮らしたいと思ったところに口噛酒。ああ、発酵食品ももう食べたくない。続編強く希望
2019/12/18
R
最初はタイトル通りの辺境で出会う変わった料理の数々なんだけども、次第にゲテモノ感が強まっていき、最終的には食べ物か怪しいものにまで過熱というか、行き過ぎていました。中東なんかは、やっぱり美味しい食べ物が多いんだなと、変わった材料から作られるそれこれを本当に食べたいと思いながら読むのだけども、次第に、爬虫類は普通、虫もまぁ食べられるかなと錯覚されるようなレパートリーの数々に読んでいて毒されてしまう。とりあえず、ワニと古代魚がとても美味しいということだけ理解した。食べてみたいな。
2019/11/20
のっち♬
週刊文春掲載「高野秀行のヘンな食べもの」の集大成。早大時代にコンゴで食べたゴリラから食浪漫はライフワーク。地元民も食べないサルの脳味噌、爆風味の水牛の胃袋、カエルジュース、羊のゲロスープ、先輩ゲテモノイーターの妻もギブな巨大グモ。彼女も食べたと思しき虫イタリアンや田んぼフーズも国内の逸話も強烈!出されたものは必ず食べるし当地の"一番ヤバい"に躊躇しない。臭いものも取り寄せる。深い考察や高野節は各々コラム式なので控えめだが、それを差し引いても本書は面白い。ピラルクの兜焼きとかゲリラ飯とかそんなに美味いのか。
2024/07/11
トムトム
しょっぱなにゴリラとチンパンジーを食べていたので、もしや高野さん、人間も食べてるんじゃ…なんて思ったら。まさに!胎盤食べてるっ!!高野さんの本のすごいところは、文化・土地が違えど人間というものの思いつく事は、そう変わらないと思わせるところです。全然関係なさそうに見える事がつながっていたり、ヒラメキだったり、歯車がガチっと合う感じ。これが面白い!
2021/03/12
kinkin
週刊文春に2016年から2018年にかけて週刊文春に連載されたもの。ヤバそうなもの・・・・俗に言うゲテモノのことだ。しかしそれは相対的なものでそれを常に食しているひとたちにとっては別段ゲテモノではないと思う。さおんなゲテモノをメジャーなものにしたのは小泉先生そして著者の高野さんはナンバー2というところか。気になっのは大麻が入っているというピザのこと。著者はいい気分になったとのこと。そしてアマゾンのヤヘイという幻覚をもたらす植物のこと、著者はブッ飛んだそうだ。図書館本
2021/10/13
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