ニュースの“そもそも "池上彰の「どうしてこうなった?」
ニュースの“そもそも "池上彰の「どうしてこうなった?」 / 感想・レビュー
ちさと
「トランプ大統領が誕生してから、世界は翻弄されてきました」から始まる、週刊文春に連載してきた内容をまとめたもの。池上さんと言えば誰にも分かりやすいよう、物事の初歩から教えてくれる解説者というイメージ。本書では対談において相手に話させる話術の匠さや、ジャーナリストとしての自身の考えがちらほら見えて「おっ」と思う部分がありました。気になったトピックは習近平への権力集中と徴兵制復活。習近平は独裁者になるにはちょっとインテリすぎるかな。徴兵制についてはどちらかというと賛成。考える機会を与えてくれる1冊です。
2019/04/07
みゃーこ
わかりにくかった。文章が池上彰らしくなかった。
2019/03/26
はる
世界の最近の様子がよくわかった。新聞読んでいればだいたいわかることなんだけど、丁寧に説明されていて。小泉純一郎との対談は気持ちいい。さっぱりしていて、明快。原発推進していた総理だった頃を恥じて、今は恥を忍んで原発ゼロの国民運動するのだと、潔くてかっこいい。
2019/02/24
hk
対談において佐藤優氏が次のようなことを述べている。…「ハリウッドのセクハラ騒動、電通の女性社員過労死、力士の殴打事件…これらにはローカルルールの形骸化という問題が通底している。00年代に入りむき出しの市場経済が猛威を振るったため、共同体が弱体化し伝統や習慣がおざなりにされた。そのためかつては個人が帰属していた中間団体が瓦解し、いきなり個人が(法治)国家と向き合う羽目になっている…」…確かにその通りだ。これは「グローバル化の進展は、逆に国家機能(徴税や諜報)の強化を伴う」という論と通ずるものがありますわな。
2019/04/16
mintia
本書を読んでニュースの理解が深まった。3人との対談も面白かった。
2019/01/29
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