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陰陽師 女蛇ノ巻

陰陽師 女蛇ノ巻

陰陽師 女蛇ノ巻

作家
夢枕獏
出版社
文藝春秋
発売日
2019-02-28
ISBN
9784163909769
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陰陽師 女蛇ノ巻 / 感想・レビュー

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starbro

夢枕 獏は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。安定の陰陽師シリーズ、今回も風雅を味わいました。オススメは、『傀儡子神』&『墓穴』&『月を呑む仏』の3本です♪♪♪ 種々完読プロジェクトが完了しているため、陰陽師 シリーズ30周年記念完読プロジェクトを立ち上げたいと思います! https://books.bunshun.jp/sp/onmyoji

2019/03/14

KAZOO

最近の夢枕さんの陰陽師は最初の頃に比べておどろおどろしさが少なくなってきたような気がします。私も年をとりそれが違和感なく受けいられるようになりました。昔は仇敵だった道満なども酒を飲みに晴明のところに現れたりします。虫愛ずる姫の露姫も登場したりします。最後の蝉丸と博雅の掛け合いなども音楽を背景にした一服の絵画のようです。

2020/01/14

れみ

安倍晴明と源博雅が登場するシリーズ16作目。晴明の家でふたりで酒を飲みながらつらつら話すうちなにやら依頼が舞い込むお約束の展開に、蘆屋道満の晴明にはないちょっとダークな部分が加わると少しピリッとするの、なかなか良い。「露子姫」で露子姫に夢のなかで呼びかけたものの正体や、それに気がついた露子姫の言葉が素敵。それに、全編通して、描かれる光景や文章が美しくて素敵。

2019/09/04

紫 綺

漢字や平仮名の純和風なオノマトペが新鮮。作者が意識したのか、常套シーンが減ったような気がする。手抜きとは思わないから続けて欲しい。「いこう」「いこう」そういうことになった。が好き♪

2019/05/31

星落秋風五丈原

芦屋道満、露子姫など準レギュラー登場。芦屋道満の作った人形が人間世界に憧れる「傀儡子神」ファンのもとに通い詰める博雅「蝉丸」「竹取りの翁」老母が山にでかけたまま消えて五年。妻が目が痛いと訴え。息子には優しい母が嫁には鬼だった「さしむかいの女」策を弄しても愛しい心は止められず罪な男「狗(いぬ)」珍しくまともな忠告をする道満。前世の因果が現世に報いる恐ろしい話。「相人」死相を見抜く名手僧の登照、謎が解けた時の本人の絶望。「墓穴」人食いモチーフ。「月を飲む仏」式神欲しさに薬師如来を引っ張り出す道満。

2021/08/04

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