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おまえの罪を自白しろ

おまえの罪を自白しろ

おまえの罪を自白しろ

作家
真保裕一
出版社
文藝春秋
発売日
2019-04-12
ISBN
9784163910048
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おまえの罪を自白しろ / 感想・レビュー

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starbro

真保 裕一は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、政治家(屋)一家誘拐タイムミステリでした。最後は少し残念な内容ですが、著者久々のスマッシュヒットでした。不謹慎ですが、模倣犯は現れないでしょうか?

2019/05/08

いつでも母さん

久しぶりの真保さん。プロローグから誘拐された代議士の3歳の孫の安否が気になって・・犯人の要求にどう応えるのかなかなか面白かったです。政治家の駆け引きには誰かを想像したりして・・動機がちょっと無理筋な気はしたものの、政治家一家の次男坊の逞しさに天晴れとしておきましょう。孫が無事だったのは良かった。それにしても次男坊の活躍で警察の地道な努力も霞むわぁ。

2019/05/16

ウッディ

衆議院議員の宇田清治郎の3歳の孫娘、柚葉が誘拐された。犯人からの要求は「おまえの罪を自白しろ!」記者会見で、清治郎は何を語り、柚葉を救うことができたのか?政治家としての生き残りをかけた官邸との駆け引きは面白く、森友・加計問題を彷彿とさせる忖度、政治家一家の苦悩や野心、次男晄司の成長など読み応えがあった。けど、こう言う漠然とした要求は困るよなぁ〜。政治家じゃなくても誰にもある罪の一つや二つ、要らんことまで言ってしまって墓穴を掘りそうで怖い怖い。人間の苦悩が描かれていて、緊迫感もあって、面白かったです。

2019/10/27

ナイスネイチャ

図書館本。汚職政治家の孫を誘拐し、暴露しなければ孫の命を奪うと脅迫する犯人。その葛藤に揺れる政治家家族。最後は無理矢理感あったが臨場感あり楽しめました。

2019/07/31

のぶ

真保さんの本はここ数年、個人的に満足できず、しばらく離れていたのだが、久しぶりに読んでまずまず面白かった。衆議院議員の宇田清治郎の孫娘が誘拐された。犯人の要求は身代金ではなく、「自分の犯した罪を告白しろ」と言うもの。宇田清治郎には総理の友人に便宜を払うために、関係機関に圧力をかけたのではないかという疑惑を持たれていた。この種の誘拐物には「犯人に告ぐ」のような劇場型犯罪の作品があるが、内容は違うが同じジャンルに入れて良いと思う。事件が解決し明らかになった真相にはやや不満があるが、楽しめる一冊だと思う。

2019/05/06

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