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金足農業、燃ゆ

金足農業、燃ゆ

金足農業、燃ゆ

作家
中村計
出版社
文藝春秋
発売日
2020-02-25
ISBN
9784163910581
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金足農業、燃ゆ / 感想・レビュー

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たいぱぱ

まさか読後、涙ぐむとは・・・。親目線なのか、コーチ・監督目線なのか、まさかの選手目線なのか。記憶にも新しい2018年夏の甲子園。旋風を巻き起こした金足農業のドキュメンタリーは、甲子園での戦いの合間に、吉田輝星らが入学した時からのエピソードが挿入される。昭和のスポ根モノみたいな練習に驚き、監督に歯向かい、エラーした選手を怒鳴り付けるワガママ吉田輝星に「騙されてた」と悟る(笑)。伝説のコーチ伊藤、なんだか頼りない監督、そして悪ガキ選手達の成長が産み出した奇跡。女子マネの本音に笑いながらも、ラストは涙しかない。

2020/05/08

けんとまん1007

まるで昨日のことのように、いろいろ思い出した。それも、副音声でその背景や、そこに至る物語を放送されているように感じることができる。試合だけではわかることのないことが、生き生きと描かれている。ただ、偶然とか勢いだけでは、あそこまでは到達できないと思う。やはり、それなりの理由・努力・物語などがあったからこそなんだと。帯に書かれていることがすべてかも。野球だけは本気だった。それプラス、クレバーさと思いがあったのだ。こんなテームは、最初で最後なんだろうなあ。

2020/12/08

ドリル

コロナウイルスの影響で夏の甲子園の中止が決まった。大好きで毎年現地観戦していたのでショックが大きい。仕方がなく過去の名勝負のYouTubeを見たいしている。記念すべき100回大会の主人公は間違いなく金足農業だった。勝ち上がって大会を盛り上げただけでなく、ドラマやマンガのようなキャラクターと試合展開だった。最後はラスボス大阪桐蔭に敗れてしまったが…その試合は現地観戦した。読んでいて約2年前の記憶が蘇って来た。心が熱くなることが出来たし、面白かった。また、甲子園に戻って来て旋風を起こしてもらいたい。(★★★)

2020/06/05

ユー

決勝までに戦った相手が、春夏の甲子園で優勝と準優勝を経験した所謂名門の学校ばかり。怯む事無く怖気づく事無く決勝まで勝ち進んだ彼らは、もう「英雄」です。日本全国を味方に取り込んだ様な大フィーバーぶり、凄かった。近江戦の2ランスクイズは全く予想しない展開で、近江の監督さんと左ピッチャーの子が最後に放ったセリフが忘れられません。

2023/08/08

reo

2018年8月18日(土)高校野球準々決勝第4試合、近江高校対金足農業。試合は4回表近江が先取点をあげる。近江は5回から2年生のサウスボー林にスイッチする。金足は林の立ち上がりを攻め、スクイズで同点へ。6回表近江は1死3塁、バッターは4番北村、吉田輝星の投げた6球目を詰まりなから三遊間を抜き2-1に。その後両投手の力投で9回裏、金足はヒット、ヒット、フォアボールでノーアウト満塁。左打席には9番斉藤、林が投じた3球目スクイズ❗サードは本塁は無理とみてファーストへ。その間、二人目のランナーが本塁突入❗セーフ❗

2020/05/12

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