魔法使いと最後の事件
魔法使いと最後の事件 / 感想・レビュー
starbro
東川 篤哉は、新作中心に読んでいる作家です。「魔法使いマリィ」シリーズ4作目です。ユーモアミステリ連作短編集、楽しく読めましたが、もう少しメリハリが欲しいかなぁ!オススメは、「魔法使いと幻の最終回」&「魔法使いと雷の奇跡」です。「奥さまは魔女」になって、感動の最終回という触れ込みですが、続編がありそうな雰囲気でした。
2020/02/20
雅
犯人がどこで失敗してその事にどこで気付くのか?その失敗の証拠掴みが魔法ではあるけれど、なかなか楽しい倒叙物。サクサク読めるユーモアミステリー、これで終わってしまうのなら残念
2019/12/23
cinos
安定の緩さでマリィがついに奥様は魔女に。完結なんですね。倒叙ミステリで、魔法で犯人を特定するけど、ミステリとしてきちんと解決するのがいいです。第二話のダイイングメッセージが好きです。
2020/01/30
みやしん
あっさり帰って来た事は拍子抜け。仕込みの魔法と愛(?)で「奥様は魔女」爆誕。魔法を都合よく利用しても、本作の醍醐味の一つは犯人のキョドりっぷりにあるのではなかろうか。そして「出会い系捜査」なるパワーワードを引っ提げたナイスキャラである警部の存在も得難い。この人を使うとどう転んでも面白い事になるだろうから、まだ続いて欲しいな。
2020/08/13
keiトモニ
著者独特のユーモアセンスに鋭いWショーコメンテーターに対する鑑識眼を垣間見る…“そして専門外である政治・芸能・スポーツなどについては広く浅く薄っぺらな知識を駆使してそれなりにコメントする。…やっぱり不倫はいけません…、セ・パ両リーグの優勝チーム同士の対決が見られないプロ野球CSは絶対廃止すべき…といった誰もが心の中で思っているようなことをズバズバと臆面もなく口にする”と。確かにテレ朝・MS長嶋、日テレ・スッキリ松田、TBS・GLロンブー・ノンスタ井上らは“時事ネタへの凡庸なコメントで人気を博す…”人達だ。
2021/03/10
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